データ予想 須田鷹雄
前走・桜花賞好走馬を信頼!巻き返し組ならココロノアイ


オークスは、とにかく桜花賞組から。これが大前提。
フローラS組は、過去10年で[13432]。1頭くらい絡む可能性がある程度。桜花賞組は[86458]。
好走馬の絶対数からも、こちらを重視すべきだろう。
では、桜花賞組で来るのはどんなタイプか。まず前走着順別成績を見ると、好走馬の多くは前走4着以内。桜花賞4着以内馬は過去10年[65416]で複勝率48.4%。回収率は単103%、複129%。的中頻度も期待値も高いのだから、ここから選ぶのが早い。

ただ、今年は桜花賞が歴史に残る超スローで、結果が紛れた面もあり、桜花賞大敗組で巻き返しがある馬がいないか注意が必要だ。
過去10年、桜花賞5着以下からオークス3着以内に復活した馬は3頭。フサイチパンドラはフラワーC2着馬で、桜花賞は2番人気14着。トールポピーはチューリップ賞2着で桜花賞は1番人気8着。メイショウマンボは、フィリーズレビュー1着で桜花賞4番人気10着。つまり、桜花賞の前走で重賞を好走し、桜花賞で、ある程度人気になっていることが前提になる。

今年、このパターンに該当するのは、桜花賞1番人気のルージュバックと、2番人気のココロノアイ。この2頭に桜花賞1~4着馬を加えた6頭が有力であり、この中での序列は直前まで悩むことになると思う。
あくまで暫定的な印だが、◎はココロノアイ。桜花賞はルージュを意識した位置取りから、道連れで展開に殺されてしまった。ステイゴールド産駒で距離延長がプラスに働くし、馬場が渋った場合は恐い存在だ。

○はレッツゴードンキ。
桜花賞が展開に恵まれたのは事実だが、もともと今世代で上位の成績を収めていた。2400メートルになると、さらに折り合いの問題が出てくるが、桜花賞馬でありながら、★ルージュバックに人気を譲るなら、こちらのほうが魅力がある。
▲はクルミナル。△コンテッサトゥーレよりは、こちらのほうが距離延長に対応可能だと思う。

本日の新着記事を読む