体験者02 父を意のままに操るため実家に銃弾を放った後妻
田中英治さん(48・建設業)父・泰史さん(82)後妻・綾子さん(42)


うちの父は、東京23区内在住の大地主で、資産はゆうに数十億円ほどありました。それに目をつけたのが後妻の綾子です。
彼女は元ホステスで、なかなかの美人。共通の知人を介して知り合った父は、一目見てぞっこんになったようです。
もっとも、父の遺産は莫大でしたから、嫁とともに"あの女は財産目当て""信じちゃいけない""早く別れたほうがいい"などと意見はしていました。父もほどなくして目が覚めたようで、毎月あげていたお小遣いも減額したようです。

そんなある日、なんと、実家の玄関に銃弾が撃ち込まれたんです。捜査の結果、犯人は驚くことに、後妻の綾子でした。
どうやら綾子は知人の男に、"自宅玄関に何発か撃ち込んで!"と依頼したようでした。しかも、その理由というのが、"ダンナは気が弱く、自分に惚れているから、そういう恐ろしい事件を起こせば全面的に自分を頼り、結果、以前のように思いのままに操れるようになるから"というもの。
こんなヤバい女が後妻として入り込んでいたとは、なんとも恐ろしいですよ。
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