「来てほしくない」の大合唱

40代の会社員の佐藤さんはロンドンの高級デパートで買い物をしたときに、驚愕の事態に遭遇した。
「ある店舗で商品を見ていると、10人近い中国人客が来て、私たちを指差して店員に何か文句を言っているんです。何を言っているかわからなかったんですが、店員に聞くと"私たちが買い物をするから日本人を追い出して"と。店員は"いったい何様のつもりなのか"と苦笑してました」

ハワイに行った中西さん(自営業= 52)は、朝食のときに目が点になった。
「バイキング形式だったんですが、数人の中国人が来て、パンをそのまま次々と袋に入れていくんです。ホテルのスタッフが"有料だ""持ち帰りは認めない"と怒ると、そそくさと出ていきました。どうやら、タダで朝食にありつこうとしていたみたいです」

世界には"中国人お断り"のホテルが出始めているのも納得の出来事だ。
実は日本のホテルでも、中国人への苦情が殺到しているという。

「禁煙室にもかかわらずタバコを相当吸ったようで、匂いがこびりついたその部屋は、喫煙用に変更せざるをえなくなった」(東京都内のホテル)
「なぜか廊下に集まって大声でおしゃべりをするので、他の利用者から"もうこのホテルは使わない"と怒られた」(京都市内のホテル)

当然、日本以外のアジア各国からも敬遠されている。
韓国では、「中国人観光客と日本人観光客の見分け方」がネット上で出回っており、シンガポールでは現地紙がそのマナーについて痛烈な苦言を呈したという。
さらに、タイでは寺院で中国人観光客が釣鐘を足で蹴って鳴らすなどして問題になるほか、中国人用のトイレを建設する観光地が出るなど、近年、社会問題に発展。あるアンケート調査では、80%の人が「中国人は最も来てもらいたくない観光客」と答えたほどだ。

なぜ、中国人のマナーは、これほどひどいのか。
産業コーディネーターの朱有子氏に聞いた。
「中国の団体観光客は農地と引き換えに得た金で旅行する地方の農家出身者が多く、教育レベルも低いんです。こんな人が海外に行くと、"地"が出て思いっきり舞い上がってしまうんでしょうねえ……」

13億人もいたら、人を押しのけないと生きていけないのかもしれないが、異国の地では、それを控えていただきたいものだ。

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