一方で社会と断絶した生活は無人島で暮らすような感覚に陥ります。開店前からホールに並び、狙い台をゲット。あとは昼メシも喰わずに閉店まで粘り倒し。帰宅途中に牛丼を喰って就寝。1日で発する言葉は「並1つ」これだけです。これが何年も続きました。パチプロとは孤独で猛烈に人恋しくなる職業でもあるのです。

社会との接点を求めたくなると同時に、プロとして自分の実力をどこかで試してみたいという思いもありました。そこでパチンコライターとしてデビューして現在に至ります。

意外に思われるかも知れませんが、パチンコライター業の収入は時給に直せばパチプロより見劣りします。よってライターとして頑張れば頑張るほどプロとしての稼動がなくなるので、年収が下がるというジレンマもあるんです。とりあえずパチプロとしての現在の収入は、平均的なサラリーマンと変わらないくらいだと思います。

収入は目減りしてもライター業であるメリットは当然あります。一応は「職業に就いている」ので確定申告は毎年していますし、年金や健康保険も収めています。もし肩書きが無職のままだとクレジットカードも作れませんし、アパートを借りるだけでひと苦労なのです。

情けない話ですが、50代を目前にして体力の衰えも顕著になってきました。金儲けを優先するならパチプロ一本のほうがええに決まってますが、毎日閉店まで打つのはもうカラダが持たないので、ライターとしての仕事は正直ありがたい限りなのです(笑)。

どちらにしても好きなことでメシが喰えるゆうのは幸せですのう。感謝!

ということで、今後ともよろしゅうに!!




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