【本田晴美選手】世界選手権金メダル選手がケイリン引退

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1987年にオーストリアのウィーンで催された世界選手権自転車競技大会・男子ケイリンで優勝した本田晴美選手(51=岡山・51期)が引退することとなった。

ケイリンは日本で誕生した自転車競技だが、世界選手権とオリンピックを通じて、ケイリンで優勝したのは本田選手ただ一人だ。

6月限りで選手登録を抹消するが、5月20日、前検入りした豊橋競輪場で「世界でもやれたのはいい思い出」と笑顔で32年間の選手生活を振り返りつつ、引退を発表した。
このあとは、高松(6月3~5日)、富山(6月12~14日)と移動し、地元の玉野(6月25~27日)でラストランを披露し、27日にはセレモニーも行う予定だ。

通算1着回数519回(2813走)、通算優勝回数54。獲得賞金額はおよそ10億円にも上る。
現役を退くのは実に残念だが、引退までの本田選手の激走を、ぜひ競輪場で心に焼き付けたい!
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