個人情報流出から身を守る驚くほど簡単な方法とは?の画像
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居酒屋に行くとアンケートに答えればその場で生ビール一杯プレゼント! なんてキャンペーンをよく見かける。しかし生ビールが飲みたいからといって、ホイホイと答えてはいけない。その時に書き込んだ情報がもとで、凶悪犯罪に巻き込まれてしまう可能性があるからだ。

もちろんお店が個人情報を悪用するわけではない。店側はマーケティング、つまりより多くのお客に喜んでもらえる店作りやメニュー作りに役立てるため、客の名前や住所、年齢や職業を集めている。問題はそこから先。その大量に集められた個人情報が、悪意あるものの手によって、流出してしまう危険性があるのだ。

昨年のベネッセ顧客情報流出事件、あるいはつい先日の年金機構情報流出事件。いずれも大量の個人情報が流出し、何者かの手に渡っていった。それらは名簿業者の手を経て売買され、不正送金や振り込め詐欺など、さまざまな犯罪行為に使われているという。大企業や国の関係する機関であっても、流出はするのだ。居酒屋のデータが漏れないと、どうして言い切れるだろうか?

こうなればもう自分の身は自分で守るしかない。会員登録などしなければいいのだが、されど生ビールは飲みたい。ではどうすればいいのか? 簡単である。本名を書かなければいいのだ。

たいがいのアンケートでは、免許証や保険証で名前などの情報を確認するわけではない。仮名であっても、サバを読んだ年齢であっても、アンケートに答えていれば、生ビールはちゃんとくれる。こうしておけば仮に個人情報が流出してしまっても、あなたのもとに怪しげなメールが届いたり、振り込め詐欺の電話がかかってくることはない。

アンケートによっては、プレゼント発送の都合などで本名の明記を求められる場合があるが、その場合は微妙に名前を変えておけばいい。あなたの名前が「大衆一郎」ならば、「大衆二郎」とするのだ。これなら、配達人も不審に思わず、商品は無事に届けられる。仮に情報が漏れて振り込め詐欺集団の手に渡った場合にも「俺だよ、二郎だよ」などと、間抜けな電話がかかってくるので、一発で詐欺と見抜けるだろう。

情報流出はもはや避けられない。自分の身は自分で守ろう。

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