まずは、当たり前ですが「投資が安く済む」こと。
そのため1パチで遊ぶ人は、「どれだけ勝つか」よりも、「いかに投資を抑えて長く遊ぶか」に重きをおいているように感じます。つまりギャンブルというよりは、ゲームセンターに近い感覚でパチンコを楽しめるのが1パチの醍醐味。

台そのものの魅力を純粋に楽しめるという点で、むしろ4円パチンコよりも娯楽として非常に理にかなっていて真っ当なのではないでしょうか。

また、1パチは「懐かしい台の設置が多い」のも魅力です。
1パチコーナーは客の投資額も少ないとあって、いくら勝ちづらい調整にしたところで店側も利益をさほどとれるものではありません。そのため、台の購入費を最小限に抑える必要があり、大半のホールは自店や系列店の4円パチンココーナーから撤去した機種を移動させたり、旬を過ぎた機種を中古で安く仕入れて設置するのです。

新台を導入するホールもありますが、それでも最速導入から数週間遅れての導入となることが多いですね。個人的には、新台が多い店より4円コーナーから撤去されてしまったレア台がたくさん置いてあるほうがよほど嬉しいです。低投資でじっくりと、かつて好きだった台で遊ばせてもらえるのが、なによりも幸せな瞬間ですから。

先ほど「1パチは勝ちづらい」と言いましたが、理由のひとつに「交換率の悪さ」が挙げられます。4円パチンコでは玉を交換する際、1玉4円分の特殊景品に交換してくれる「等価交換」のホールも多いですが、1パチでは等価(1玉=1円相当の特殊景品)のホールは稀。なんと、半額以下となってしまう店も少なくありません。1パチは4円パチンコに比べると、総じて交換率が不利に設定されているホールが多いのです。

しかし!! この不利な条件をチャラにする方法があります。1パチで得た出玉を特殊景品ではなく、店内の景品に交換すれば良いのです。と言うのも、特殊景品に適用されていた交換率は店内景品には適用されません。

すなわち、店内にある景品への交換は常に等価! 例えば、交換率が1玉=0.5円のホールで10000玉を交換するとします。特殊景品なら5000円分となってしまいますが、店内の景品なら10000円分の景品に交換することが可能!! お得でしょ? 

そのため、1パチコーナーに力を入れているホールは、景品が非常に充実していることが多いんです。なかには某激安の殿堂と提携し、店舗で販売されている一部商品と出玉を交換できる……なんてホールもあるんだとか。非常に魅力的ですよね。私自身も1パチの出玉を交換する際は、特殊景品ではなくビールや洗剤などに交換することがほとんど。お米やタバコに交換するユーザーも多いみたいです。

また、私はパチンコライターという仕事柄、パチンコ専門誌やCSの番組などで機種の解説をすることが多いので、事前の予習に1パチを活用しています。確かに勝ちづらくはありますが、低投資で予習ができ、生活用品も揃えられる1パチは非常に便利! それに、投資額が小さいためか、1パチコーナーのお客さんは和気あいあいとパチンコを楽しんでいて、シマの居心地も良いことが多いですね。4円パチンコの『牙狼』や『北斗の拳』なんかのシマとは大違い(笑)。あそこはバリバリの鉄火場ですから……。

みなさんも、1パチを上手に活用してパチンコライフを充実させてくださいね。
それでは、皆さんが楽しめますように!! GOOD LUCK☆


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