レモスコにゆずスコ? この夏「スコ」系調味料がブームの画像
レモスコにゆずスコ? この夏「スコ」系調味料がブームの画像

「スコ」が流行っているという。「スコ」とは「スコ系調味料」のスコ。辛くてすっぱい、タバスコのような調味料がスーパーの棚を占拠しているらしいのだ。そのスコの種類は多岐にわたり、レモスコ、ゆずスコ、かぼスコ、しょうがスコ、ごまスコ、味噌スコ……もはやなんでもアリの一大スコブームなのである。

このブームの火付け役はレモン、酢、こしょう(青唐辛子)、塩で作った広島のご当地調味料「レモスコ」。筆者も実際に食べてみたが、なるほどこれは日本人の口に合いそうだ。まず、青唐辛子独特のスッキリした辛味がさわやかである。タバスコに使われているのはいわゆる赤唐辛子でガツンとした刺激があるが、レモスコの場合、最初にレモンの酸味、その後ピリリと青唐辛子がきいて、舌が「バカ」になりすぎず、料理の味を引き立ててくれる。餃子、パスタ、サラダ、唐揚げ等、レモンや酢をかけて美味しいメニューならなんにでも合うとみた。特に脂っこいものとの抜群だ。スーパーで買えば、380円前後とお手軽価格なのもいいし、これは一家に一本時代くるかも!? いや、もう来ているのかもしれない。

また、スコ系のすっぱい調味料は夏バテ対策にももってこいだ。すっぱさの素であるクエン酸は血行を促す働きを持ち、冷房のかけすぎによる肩こりや疲れを解消してくれる。神経を鎮める作用もあり、まさにストレス社会の強い味方である。夏の暑い日は酢の物やレモンスカッシュなど、すっぱいモノが食べたくなるだろう。あれと同じように、本能がすっぱいスコを求めているのではなかろうか! 疲れにストレスに……あなたもスコッてみませんか!

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