"30歳定年説"などは今や昔、退社後もフリーとして活躍する女子アナが後を絶たない。フリー転身後に大躍進した滝川クリステル(37)や夏目三久(30)、そして高島彩(36)のように出産後すぐに仕事復帰する女子アナも増えている。
そんな華やかな世界がある一方、陰に潜むのは名前も姿も見なくなった女子アナ。かつての人気者たちは今、どこで、何をしているのだろうか。徹底追跡した。


かつては、松坂大輔の妻となった柴田倫世(40)のように結婚を機にテレビから遠ざかる女子アナが主流だったが、最近はそうではないという。女子アナ評論家の高島恒雄氏が言う。
「以前は女子アナ退社の8割は寿退社でした。働かなくても夫が金持ちである場合が多いですし、女子アナはストレスがたまる職業ですから、無理に続けたいとも思わないんでしょう。しかし最近は、独身のまま辞めてフリーに転身する野心家も増えているんです」

その先駆け的存在なのが、元NHK山形放送局の古瀬絵理(37)ではないだろうか。
いや、"スイカップ"と言ったほうがピンとくる読者も多いだろう。

地方局の女子アナだった彼女は03年に、その類まれなる巨乳で全国区に。
04年4月にNHKとの契約が切れ、フリーに転向する。以降、情報番組や男性誌グラビアを中心に活動していたが、いつの間にか姿を消してしまう。
「実は"巨乳を売りにしたくない!"というかたくなさがスタッフから顰蹙(ひんしゅく)を買い、テレビから干されてしまったんですよ。その間は、なんとフリーペーパー『R25』のライターをしており、ほかの記者とともに企画会議にも出席していました。当時、記者仲間が"テレビの仕事は?"と聞くと、"もういいです"と強がっていたとか」(前出の百園氏)

しかし、まだ諦めていなかったようだ。
「11年8月に結婚し、翌年には出産。夫の意向で、しばらくは専業主婦をしていましたが、育児が落ち着いたここ数年は、積極的に局プロデューサー20人以上に、"旅番組に出たい。でも、泊まりはNGです"という逆オファーを仕掛けているそう。ほかにも知り合いの実業家たちに"下着をプロデュースしたい"と言い回っているそうです」(制作会社スタッフ)

最近では同じく巨乳アナとして話題の元NHK沖縄の竹中知華とともに『ビートたけしのTVタックル』(テレビ朝日/5月25日放送)に出演し、巨乳について激論を交わしたが、このまま以前の気位の高さを封印していれば再浮上も近い!?

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