"30歳定年説"などは今や昔、退社後もフリーとして活躍する女子アナが後を絶たない。フリー転身後に大躍進した滝川クリステル(37)や夏目三久(30)、そして高島彩(36)のように出産後すぐに仕事復帰する女子アナも増えている。
そんな華やかな世界がある一方、陰に潜むのは名前も姿も見なくなった女子アナ。かつての人気者たちは今、どこで、何をしているのだろうか。徹底追跡した。


退社後、メディア露出のある女子アナはほんの一握り。テレビから完全に"消えた"女子アナも多いが、その王道はプロ野球選手の妻となり、専業主婦に徹するタイプ。
古舘伊知郎と『報道ステーション』のメインを張っていた河野明子(36)も、その誰もが羨むキャリアを捨て、専業主婦になって以降、公の場に出てこない。
「彼女が女子アナになった動機は、"ニュースを伝えたい""報道がやりたい"などではなく、ただひとつ"大ファンの、中日の選手と結婚するため"だったといいます。それがすべてのモチベーションで、スポーツ担当だったところを『報ステ』のメインに抜擢されたときは、あからさまにガッカリしていたとか(笑)。08年に見事、当時中日の井端弘和選手と結婚すると、"お役御免"とばかりに退社。テレビにはまったく未練がないようで、オファーがあっても断っているそうです」(片岡氏)

同様に、「テレビとはまったく関係のない人生を送っている」(同)のが、元フジテレビの菊間千乃(43)だ。菊間といえば波乱の女子アナ人生だった。
98年に『めざましテレビ』のワンコーナーでマンション5階から転落し、腰椎圧迫骨折などの重傷を負い休養。05年には当時未成年だったジャニーズ所属の内博貴との深夜飲酒が週刊誌で報じられ、無期限謹慎処分に。そして07年、かねてから勉強中だった弁護士資格取得に専念するため退社。10年9月、司法試験に合格し、晴れて弁護士になった。
「彼女の父親は当時、フジと関係の深い女子バレーの名監督で、さらにあの事故もあり、フジは彼女に対して、ずっと負い目があるんですよ。菊間は今、フジの顧問弁護士を務めているんですが、邪推してしまいますよね」(百園氏)
しかし、自力で弁護士になったのだから、その並外れた努力には感心するほかないだろう。

さて、いくら"消えた"といっても、こうして現状がわかるのがほとんどだが、元テレビ朝日の前田有紀(34)だけは違う。消息がまったく聞こえてこないのだ。
「彼女は13年3月に"ロンドンへ3年間語学留学するため"退社しましたが、渡英後3か月で戻ってきてしまったんです。本人に理由を聞いても、"何も聞かないで"の一点張り。さらに昨年春に、交際していたバスケット選手の田臥勇太と破局したことで、意気消沈に拍車がかかったようです。仕事もせず、親しかった同僚とも連絡を取らず、文字どおり"消えた"のです」(片岡氏)

もはやミステリーの様相を呈している彼女の周辺事情……どうか元気な姿を見せてほしい!

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