逃げる?隠れる?「巨大地震」が起きたその瞬間、どうしたらいい?の画像
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政府、地震調査委員会が発表した最新の「全国地震動予測地図」では、首都圏直下型地震の発生確率が大幅に引き上げられるなど、大地震に対する懸念は高まるばかり。5月30日には小笠原諸島西方沖を震源に地震が発生、関東地方1都6県で最大震度4~5強を観測したばかりではなく、全都道府県が揺れたというから、「いよいよ……」と腹をくくった人も多いのではないだろうか。

日本に住む限り、地震は「来るべきこと」と捉える必要がありそうだ。そこで重要なのが、揺れが起きた時に「どうやって自分の身を守るか」ということ。これが最優先すべき考えと行動であり、ひとり一人がそうすることで多くの命が助かり、さらには周りの人の命を救うことにもつながる。

地震発生時の基本的な対応は次の通り。

「緊急地震速報」を見聞きしたら、周囲の状況に応じて、あわてず身の安全を確保すること。アラームはスマホなどでも設定できる。併せて、津波に気を配ること。気象庁が大津波警報や津波警報を発表したら、より高い場所を目指して避難することだ。

さらに「グラッ」と来た時、瞬間レベルでどうしたらいいのだろうか。ここでは、シーン別の対処法を紹介しよう。

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