まずは『HANABI』(アクロス)。

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『HANABI』(アクロス)
(C)UNIVERSAL ENTERTAINMENT


通常時の小役をしっかりと取ることと、BIGボーナス後の僅かな目押しによる技術介入で、最低設定の1でもPAYOUTをほぼほぼ負けないレベルまで(100%近くまで)引き上げることができます。

ボーナスメインのゲーム性で、コイン持ちも良く、実際に打っていても「負けにくい」というのは体感できると思うわけです。時間を選ばず打てるうえに、BIGボーナスをほんの少しでも多く引けりゃ最低設定での勝ちも見込める。打ち方さえ把握してしまえば、非常に手を出しやすい機種で、僕も最近非常にお世話になっております。

しかし、『HANABI』のようにわかりやすい「甘さ」ではなく、大量データからやっと見えてくる「甘さ」を持った機種もいるわけです。最近、そんな予感のする台が2機種ほど耳に入ってきております。

●『パチスロ 修羅の刻』(SANKYO)
●『パチスロ 大工の源さん 桜満開!源DREAM Ver.』(三洋物産)

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(左)『パチスロ 修羅の刻』(SANKYO)
(右)『パチスロ 大工の源さん 桜満開!源DREAM Ver.』(三洋物産)

(C)川原正敏/講談社
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この2機種は、『HANABI』とは似ても似つかない、完全なる「暴れん坊」な出玉推移をするタイプの機種なわけですが、両機種とも大量のホールデータから分析すると「甘い」と言われているのです。

搭載しているATの性能が、ホールで稼働しうる範囲内で区切ると「甘く」動く。設定の高低に依存しない出玉のバカ出し要素(通称:誤爆といいます)が強く、大きな出玉を獲得しやすい。

つまり10台あって8人が負けても、残り2人が8人分の負けを吹き飛ばすぐらい勝っちゃう。そんなイメージで、今のところ稼働しているということですね。
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