杉内は防御率の悪化が仇に?

その高橋は打撃コーチ兼任選手として、ここまで107打数22安打、打率.237の成績。選手としての数字は厳しいと言わざるをえない。
「選手兼任コーチなんて、日本にしかありません。コーチに早く専念させるべきでしょう」(江本氏)
一部では次期監督の声もある高橋だが、まずは打撃コーチが順当。仮に今年いっぱいで辞めても、仕事に困ることはない。

意外にも、3年契約の2年目を迎える村田修一にも危機が迫っているという。
ここまで131打数32安打で打率.244、本塁打は3本のみと、確かに"年俸泥棒"選手の一人。
「村田は調子にムラがあり、実は首脳陣の評価は低い。さすがに今年クビを切られる可能性は低いですが、外様に冷たい巨人の体質からいえば、来季オフにトレードなどもあるかもしれません」(スポーツ紙デスク)

投手陣では、内海哲也(33)が4億円の年俸ながら、今季は登板1試合、防御率13.50と散々な結果。
「ただ、4年契約が来年まで残っていますし、鍛え直せば、まだできる選手。それよりも巨人投手陣最大の問題は、年俸5億の杉内ですよ」(巨人担当記者)

11年オフにFA移籍してきた杉内俊哉(34)は、ここまで5勝3敗、防御率3.39。そこまで悪い数字ではない気もするが……。
「杉内は、今年が4年契約の最終年。3年連続2桁勝利を挙げているが、近年、被本塁打が増えて防御率が悪化し、首脳陣の信頼度は低下しています。そもそも、やんちゃな性格が紳士たる巨人軍にそぐわないと上層部は考えている。今オフ、減俸は確実ですが、本人がそれを受け入れない場合は、放出も考えられます」(同記者)

はたして今オフ、何人が栄光の巨人軍を去るのか。注目が集まる――。

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