完成まで2千年!! 本当の「万里の長城」は日本列島より長かった!!の画像
完成まで2千年!! 本当の「万里の長城」は日本列島より長かった!!の画像

中国の万里の長城を作ったのは秦の始皇帝とされていますが、正確に言うとちょっと違います。長城は、それ以前からありました。群雄割拠の戦国時代に、各国が外敵に備えるための壁を建造しています。

始皇帝がやったのは、それらの長城をつなげて大長城にしたことです。
さらに、その後も歴代王朝が建設、破壊、修復を繰り返し、完成したのは15~16世紀の明の時代。およそ2000年もの歳月をかけてでき上がったものなのです。
作り方はいたって単純。大量動員された農民や兵士が人力でレンガや石を運び、一つひとつ積み上げて作りました。

万里の長城観光では、多くの人が北京郊外にある八達嶺(はったつれい)を訪れます。
しかし、長城のすべてがこのような形で残っているわけではなく、跡形もないほど崩れてしまっている場所も少なくありません。
崩れた部分も含めた長城の長さはいったい、どれだけあったのでしょうか。これについては2012年に最新の調査結果が発表されています。
その驚くべき総延長とは?

参考までに日本列島の長さは、端から端まで約3000キロです。

(1)5000キロ
(2)1万3000キロ
(3)2万1000キロ


答え :(3)

出題:浜川卓也

本日の新着記事を読む