使い続けていると「減りが早くなったような気が……」となってしまうスマホのバッテリー。

iPhoneでもアンドロイド端末でも、新品の頃は長持ちしていても、充電を繰り返しているうちにバッテリーが劣化し、1年も経てば当初の半分くらいしかもたないケースもあるようだ。最近は、バッテリー内臓のモデルも増えていて、仮に交換するなら1万円ほどかかってしまう。できるならば長持ちさせたいものだ。

スマホのバッテリーに使われているのは、リチウムイオン電池が主流。速く充電ができ、かつ長持ちするのが特徴だが、使い方や充電方法を間違えてしまうと、寿命を縮めてしまう。大事なのは、リチウムイオン電池の特性を知って使うことなのだ。

そもそも、スマホのバッテリーに関しては「充電しっぱなしだと長持ちしない」「使い切ってから充電したほうが劣化しづらい」など、昔から諸説いりまじってきた。どれが現時点での真実なのか、ここで検証していこう。

  1. 1
  2. 2