WWE公演直前 ロック&ブライアン&ワイアット特別ニセ座談会!の画像
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いよいよ公演が間近と迫ったWWE。それに先駆けて先日「語れ!WWE」というガイドブックがベストムックシリーズより発売となった。

選手紹介や芸能界のユニバース(WWEファン)へのインタビューなど、読み応えのある特集が組まれたこのムックから、今回は特別に長年スパスタたちのコスプレを続けている3人のユニバースたちの座談会を掲載させてもらった。


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左から)
康治(ブライアン)◎ブライアンやザック・ライダーなど、多彩なキャラのコスプレを行なう。西の方在住。
いんちき番長(ワイアット)◎様々なスパスタのコスプレを行なう、いんちき玩具コレクターであり、ライター。
代々木ロック(ザ・ロック)◎本人とも対面を果たした、WWEコスの世界では誰もが知ってるレベルの有名人!


やるんだったら徹底的にマネしたほうが絶対楽しいですよ!

──WW日本公演には欠かせないといってもいいコスプレ・ユニバースのみなさんですが、やっぱりお気に入りの選手のコスプレをするものなんですか?

いんちき番長 基本的に選手のことは好きなんですけど、コスプレする人のタイプにもよりますね。好きが高じてっていう人もいますけど、それだけじゃなくて。僕はジョン・シナも好きなんですけど「俺がシナやってもな」と(笑)。自分に合う選手のコスプレをするというか、「この選手、俺がやったら似てるんじゃないか?」っていうところから入ったり。今日のブレイ・ワイアットもそうですね。

康治 あとは人とかぶらないことも大事ですね。みんながみんなトップ選手のコスプレをするだけじゃなくて。

番長 去年かぶったもんね(笑)

康治 兄もコスプレしてるんですけど、日本公演前に「今年はエル・トリートでいく」って宣言してたんですよ。なのに、コスプレ仲間でほかにもエル・トリートがいて。何も、この選手でかぶることないだろうって(笑)

番長 「それはマナー違反だ」って説教しましたよ(笑)

代々木ロック 僕はずっとロック様なんで、そういうことはないんですけど……。ロック様がWWEにいない期間っていうのはしんどいものがありましたね。やっぱり出ていない選手なので、レジェンドとはいえ。試合コスチュームじゃない、「ハリウッド俳優」としてのロック様のコスプレをしたこともあるんですけど、それだとみんなピンとこないみたいで。

──じゃあ、レッスルマニアのゲストホストに決まった時には……。

代々木 最高でしたね。やっと戻ってきてくれたかと。

番長 でも代々木ロックっていう存在は我々の象徴みたいなところがあるんで、ブレないところがいいんですよね。

代々木 (ロック様の表情を作ったままで聞き続ける)。

康治 こういうところとかもですよね(笑)

代々木 いや、ロック様なんだからやらないと。ただコスチュームをマネするだけじゃ面白くないじゃないですか。

康治 あぁ、確かに。アメリカにも、コスプレしてる人はいますけど……。

番長 なんかユルい人もいるもんね。売ってるグッズを身につけてるだけ、みたいな。でも、どうせやるんだったら徹底的にマネしたほうが絶対に楽しいんですよ。

康治 コスチュームだけじゃなくて表情とかポーズとか、そういうところまで思いきりなりきるのが大事ですよね。

──実際、みなさんかなり凝ってますよね。ワイアットの腕のタトゥーも再現されてて。ブライアンのコスチュームも完全再現してますよね。

康治 基本、手作りなんでなかなか難しいんですけどね。肌色のストッキングをはいてそれっぽく見せたりとか、そういう細かいところも考えますね。 

番長 小道具とかも、日本ではなかなか売ってなかったりもしますしね。

──このワイアットのランプも、似たようなブツを見つけるとなると大変でしょうね。

番長 そうなんですよ。たとえばアンダーテイカーがかぶってる帽子にしても、日本だとどこで買えばいいのか分からないですよね。だから出張で海外に行くと、いろいろお店を見たりしますね。通販で探したりとか。

──じゃあ、テレビを見ながら「あれはどこで買えるんだ?」って考えたり。

番長 ありますね。最近はWWE見ながら僕がスマホ見てると、家族が「買わないでね、買わないでね」って言ってきますから(笑)。コスプレしたくなってるのがバレてるんですよね。

代々木 そういう意味では僕は楽ですね。もうロック様で固まっちゃってるんで。さっき言ったみたいに時流に合わないっていう時期もありましたけど。



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