7月3日(金)の公演が終わり、本日が最終公演。

ここまで読んで、あまりプロレスに詳しくない方のなかには「公演」という表現に違和感を持つ方もいるだろう。でも、WWEは正真正銘のエンタメなのです。

日本ではエンタメを「娯楽」と呼んできた慣習のせいで、エンタメという言葉にはなんだか緊張感のないイメージがあった。でも人前に立つからこそ演者側は真剣だし、過酷な生存競争がある。そんな当たり前のことをWWEは教えてくれた。
この巨大団体に抜擢されたらどうやって自分を輝かせていくか。人生ドキュメントでもある。

たとえば90年代末からWWEで一世を風靡したストーンコールド・スティーブオースチン。実は、日本のファンはあの「スキンヘッドで荒くれ者」としてブレイクする前に、オースチンを新日本プロレスで目撃している。
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