●『突然、動悸に襲われる』:頻脈が原因で、症状が改善しないなら服薬治療も
●『急に失神状態になる』:急な頻脈が原因。できるだけはやく受診すること
●『脈拍が減り、息切れを感じる』:徐脈が原因。心不全だとペースメーカー治療も


一方で、不整脈だからと言って、必ずしも過敏になる必要はない。そもそも、病気に由来するケースとそうではないケースがあり、運動や精神的興奮、発熱で脈が速くなるのはあくまで生理的な現象だからだ。過呼吸でなることもある。

たまに脈が飛ぶ、自覚症状のない徐脈も心配しないでいい。もちろん、他の病気との関連もあるので、一度検査することが望ましいが、普段の生活で気にし過ぎてはストレスがたまり逆効果になってしまう。要は、怖くない不整脈もあるということだ。

しかしながら、ならないのが一番。基本的な予防方法も挙げておこう。

・暴飲暴食を避ける
・規則正しい生活を心がける
・適度な運動
・適度なストレス発散


基本的にいえるのは、身体に悪い行動・習慣を持たないこと。そもそも、不整脈が起きるということは「中年カード」を突きつけられるようなもの。ライフスタイルを改善するきっかけと捉えればいいのだ。

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