日本人の国民病ともいわれる腰痛。日本人の約90パーセントの成人が腰痛を経験しているという。欧米人に比べ、日本人は腰周りの筋肉が細いことが原因だそうだ。筋肉量が少ないため、男性よりも女性の方がさらに腰痛に悩まされやすい。しかも腰痛は一度治ったと思っても再発、慢性化することも多いのだとか。
そんな腰痛解消の方法としてよく行われるのは、温めたり、マッサージを施すなど。しかし、実はそれが間違い。
『腰がいたけりゃ おしりを伸ばしなさい 腰痛1分間体操』には、一般に勘違いされている腰痛についての知識から、簡単に実践できる腰痛を治すためのストレッチ、腰痛にならないための日常的注意点などがわかりやすく紹介されている。
著者で整体師の廣里寿賀氏は子どもの頃、少年野球で首と腰を痛め、成人後にそれが悪化し、二度の手術を経験。半身不随の危機を、整体師との出会いによって克服した。そして公務員の職を辞して自らも整体師への道に進む。現在はスポーツ・財界・芸能関係者に熱烈な支持者を持つ。
共著者でモデルを務めるのはタレントの渡辺舞さん。10代からジャズダンスを通じて、さまざまな体のメンテナンス法を試した末、廣里メソッドに出会う。このメソッドを実践して姿勢の改善、腰痛肩こりの解消を実現、これを広めるべく活動している。
腰痛の新常識満載で、腰痛持ちのバイブルとなりそうな本書。ぜひご一読を！
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