とんねるず・木梨憲武に囁かれる「鶴太郎化」の危機の画像
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80年代のTV黄金期の象徴ともいえるのがとんねるず。最盛期にはお笑いだけでなく、歌手としても数々のヒットを飛ばしてきたが、近年はめっきり低迷。レギュラー番組は『とんねるずのみなさんのおかげでした』(フジテレビ系)1本のみ、という状況が続いていた。

とんねるずのギャラは日本一高く、1人あたり1本500万円、というのがテレビ業界の定説。石橋貴明(53)はかつてラジオで「25、6歳の頃から年収はずっと億を越えている」と発言したが、その凄まじい稼ぎっぷりは容易に想像できる。

そんなとんねるずに今、危機が訪れている。『みなさんのおかげでした』打ち切りの噂だ。視聴率低迷にあえぐフジテレビは今年6月、1000人の人事異動を発表した。プロデューサーとして長年とんねるずを陰で支えてきた港浩一氏がこの人事で異動になり、子会社の社長に就任したのが打ち切りの原因、という説が囁かれている。

石橋はまだ芸能人としての仕事に意欲と未練があるが、問題は木梨憲武(53)だという。

「ノリさんはもう20年以上『俺は週3日しか働かない』と宣言し、残りの時間をアトリエでのアート制作や、プライベートの遊びに使ってきました。番組打ち切りをきっかけに、今後はアーティスト1本で活動していきたいようです」(構成作家A氏)

2014年〜15年にかけて『木梨憲武展×20years INSPIRATION-瞬間の好奇心』と題した個展を開き、25万人以上を動員。また、過去20年間に7回の個展を開いてきた。huluで公開されている番組『木梨憲武 Inspiration Only』では、完全にアーティストになりきった姿が存分に公開されている。破天荒なお笑い芸人としての姿とのギャップに驚かされる。

「木梨さんの作品はパッと見ではカラフルでポップですが、作風に一貫性がない。他人の作品を手軽に模倣している例も多く見られ、正直、アーティストとしての才能には疑問符がつきます。ただし、超のつく有名人ゆえ、観客動員が見込めるので、個展をオファーする美術館は後を絶ちません。美術館の内情はどこも火の車ですからね」(美術館スタッフ)

芸人からアーティストへ転向した例としてすぐに思い出されるのが、片岡鶴太郎(60)の存在。悪童ぶりで知られた80年代のテレビ黄金期を支えたスター芸人は、このまま「芸術家」になってしまうのだろうか?

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