チョコを食べる人ほど心臓病になりにくいって本当?の画像
チョコを食べる人ほど心臓病になりにくいって本当?の画像

イギリスの研究者たちが2万人以上を対象に、11年間にわたり調査した結果、控えめな量のチョコレートは心臓に良い可能性があることがわかった。
調査対象者は1日あたり0~100g、平均して7gのチョコを食べていたという。

そもそも、チョコレートが健康にいいことは以前から指摘されていたが、その理由は原料であるカカオ豆にある。

カカオは中南米が原産で、大人の両手のひらに載せてはみ出るほどの大きさの実の中に、20~60個の種子が詰まっている。この種子がカカオ豆で、カルシウム、マグネシウム、亜鉛などのミネラル、ポリフェノールがバランスよく含まれているのだ。
これらの成分は動脈硬化を防ぎ、感染症、冷え性、便秘、ストレス障害を防ぐ効果があるとされる。

中南米のマヤやアステカでは、カカオ豆をすりつぶし、薬として飲んでいたという。古代の人々も、その栄養価の高さを知っていたのだ。

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