死のリスクが増大…騒音が激しいと寿命が縮まる!?の画像
死のリスクが増大…騒音が激しいと寿命が縮まる!?の画像

このほどロンドン大学の医学研究チームは、03~10年にかけてロンドン市内の騒音のレベルと死亡数や入院データを調べた研究結果を発表した。

それによると、日中の道路の騒音が60デシベルを超えている地域では、55デシベル以下の地域より、死亡数が4%以上多かったという。

また、騒音が激しい地域は静かなところに比べ、住民が心臓発作で入院する割合が5%高く、この割合は高齢者では9%にも上るとのことだ。
さらに、夜間の道路の騒音が55~60デシベルの地域では、高齢者の心臓発作の割合が5%高まることも分かった。

つまり、道路の騒音が激しい地域に住んでいると寿命が短くなり、心臓発作を起こす可能性が高まるというわけである。
しかし、騒音と病気の因果関係を具体的に証明するのは難しい。法律も整備されていない。

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