レオ子のぱちんこ堅勝ゼミナール
第19回 ヤメ時のタイミングは2つだけ!


年間収支プラス50万。要領を押さえた立ち回りで小銭を稼ぐパチンコライター森本レオ子がパチンコのコツを伝授する本コラム。今回のお題は、パチンコ初心者がまず最初に陥る罠!! 「ヤメ時について」です。

「あの連チャンの後、すぐにヤメていれば勝てた」
「ヤメた直後に他の人に当てられた。あの時ヤメていなければ勝てた」
「いつヤメれば良いのかわからない……」
これらのセリフはパチンコを初めたばかりの人、しかも勝てていない人たちからよく耳にします。

連チャン直後が出玉のピークかもしれませんし、ヤメずに続けていればもう一度大きい連チャンがやってきてさらに出玉が増えるかもしれません。いつヤメるのがベストなのか。これは難しい問題に感じますよね。

でも意外と答えはシンプル。
実は、「ベストなヤメ時なんてものは存在しない」んです!! 

例えば、年間に何百万……最高峰の方なら一千万以上もパチンコで稼いでいるパチプロたちは、大連チャンしようが大ハマリを喰らおうが、顔色ひとつ変えることなく丸一日黙々と打ち続けています。一日単位で見れば、大ハマリは絶対に避けなければ勝てませんし、連チャン直後に即ヤメすればその日の最高出玉で終われるかもしれない。

しかし、その日限りでパチンコを引退する人ならさておき、みなさんはきっとまた次の休み、もしかしたら明日にでもまたパチンコを打ちに行きますよね? 今後もパチンコに費やす時間のことを考えれば、長い目で見て収支がプラスになるかどうかが肝心で、その日一日の出玉のピークなんてさほど重要ではありません。

すなわち、もしも勝ちやすい調整の台をつかむことができたなら、ヤメ時を意識せずに、時間が許す限り打ち続けるのが最良なのです(ダメな台を打ち続けては最悪ですが……)。

ヤメ時を意識し過ぎてその日一日の勝ち負けに振り回されるか、目前の勝ち負けにこだわらず長期的な収支を意識できるかは、勝ち組になれるか否かの決定的な違いといっても過言ではありません。

しかし、厳密に言うなれば実のところ、「ヤメ時で注意すべき点が2つ」存在します。逆に言うと、この2つのポイントにさえ注意していれば、その以外でヤメ時なんて気にする必要なし。むしろ、勝ちを重ねるためには気にしていてはいけないのです!
  1. 1
  2. 2