『笑点』司会を休業中も…桂歌丸「国立演芸場復帰計画」の画像
『笑点』司会を休業中も…桂歌丸「国立演芸場復帰計画」の画像

国民的番組『笑点』(日本テレビ系)の司会を務める桂歌丸(78)が、7月11日、神奈川県内の病院から、無事に退院したことが発表された。

「歌丸師匠は6月14日から腸閉塞で入院。一時は食事もままならず、アメを舐めるのがやっとの状態で、鼻からチューブを使って栄養剤を注入していたようです。40キロほどあった体重も、35キロにまで減ってしまっていたそうです」(芸能記者)

その2週間前の6月1日にも、床ずれにあたる背部褥瘡(じょくそう)の手術で入院していたなど、ここ3年で6度入院していただけに、歌丸の体調を心配する声が多数あがっていた。
「実際、歌丸師匠が入院した後、大喜利メンバーが交代で司会を務めている『笑点』のスタッフの間でも、"ポスト歌丸"について会議が繰り返され、激論の末、6代目の司会が三遊亭円楽に決まったとか」(同記者)

そんな中での退院の報道に、関係者は胸をなで下ろしていることだろう。まだ、万全の体調というわけにはいかないだろうが、体重も38キロに増えたといい、78歳という年齢を考えれば、驚異の回復力と医療関係者も驚いたとか。

となれば、気になるのは復帰の時期だ。歌丸は「体調と相談しながら決めたい」とマスコミに向けて、話しているが、実はすでに復帰の舞台が決まっているというのだ。
「国立演芸場(東京・隼町)の8月11日からの中席で復帰する計画のようです」(演芸ライター)

となると、あと1か月ほどしか時間はない。体調が万全となった状態で復帰するのが、歌丸にとっても、ファンにとってもいいように思うのだが……。
「歌丸師匠にとって、8月の国立は特別な思い入れがあるんです。病床で"あたしは命を削ってでも国立の舞台に上がる"と話してたほどなんですよ」(前同)

歌丸は国立の8月中席のトリを、1982年から30年以上もの間、務めており、幕末~明治期に活躍した落語界の中興の祖・三遊亭圓朝の怪談噺を披露するのが慣例となっている。
「歌丸師匠は圓朝に心酔しており、8月11日は彼の命日でもありますから、病み上がりを押してでも出演したいんでしょう。あの年で毎年、新ネタおろしに挑戦し続けるのは並大抵のことではありません。それでも舞台に上がろうとするのは、歌丸師匠の"執念"以外のなにものでもありませんよ」(同)

その"芸人魂"で、まだまだ、日本に笑いを届けてほしい。

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