カトパンと宮根誠司の急接近

「どうやら、そうはいかないみたいなんですよ」
と言うのは、前出の芸能プロ関係者だ。

「今回、今秋の退社が否定されたので、まだ決定したというわけではないんでしょうが、加藤アナのフジの後の所属先の鍵を握っているのが、宮根誠司さんだというんです」

毎週月曜日から金曜日まで、『情報ライブミヤネ屋』(日本テレビ系)の司会として日本中の午後帯を席捲し、日曜日にはお台場のフジテレビに駆けつけ、『Mr.サンデー』を仕切る"西のドン"宮根。司会者としての実力、そして政界から関西のお笑い界まで豊富な人脈も一流の彼だが、なぜ、カトパンの未来と深く関わってくるというのか!?

芸能プロ関係者は続ける。
「大きく言って、その要因は二つ。まず一つ目は、加藤アナがフジに辟易していて、距離を取りたがっているということです」

昨秋の『めざまし』本番中の卒倒騒動まで、多忙な通常業務、特番司会に加え、フジが主催するイベントの司会などにも駆り出されていた彼女。さらに、
「カトパンは局幹部によって"接待要員"もさせられていたそうです。大口の広告主などとの食事会の席には綺麗どころの彼女が呼ばれて、スポンサー接待をやらされていた。酒席にカトパンが来る効果は、確かに絶大ですよ。その一方で、彼女は相当に不満を溜め込んでいったようです」(前出の三杉氏)

フジとの距離を取る=フジと関係が深いフォニックスが、選択肢から消えたということか。
そして二つ目の要因が、
「加藤アナと宮根さんの関係性が近年、急速に深まっていっていたことです」(前出の芸能プロ関係者)

カトパンと宮根は、13年から3年連続でAKB48総選挙特番の司会を務めている。
「特番の打ち上げや会合などの席を含めて、彼女と宮根さん、宮根さんの周囲の仕事関係者との間には、密な関係が構築されていったといいます。その過程で、加藤アナのフジ退社話が浮上してきたとなると、彼女が実力者・宮根さんを頼るのは、むしろ自然な流れでしょうね」(同関係者)

AKB48総選挙特番でも、毎回高視聴率を叩き出す宮根・カトパンの最強コンビ。さらに、この2人での仰天プランも聞こえてくるのだ。
「宮根さんが強く意識し、かねがね狙っているといわれるのが、『報道ステーション』(テレビ朝日系)の枠。そこに宮根・加藤の最強コンビで乗り込む、と。実現すれば、宮根さんは日本を代表する報道キャスターになれるし、加藤アナもフリーとして最高の一歩が踏み出せる。両者にとって最高の着地点だし、なにより世間に対するインパクトも抜群ですよ」(同)

テレビ界全体を巻き込む巨大なうねりにもなりうるカトパンのフジ退社騒動。今後も注視が必要だ!

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