競馬新理論 井崎脩五郎
一皮むけたら一人前だよね


「むけとる」と聞いて、ふつう何を想像するだろうか。

10番 グレンガイ(ル)
11番 コスモマイギフ(ト)
12番 メイショウブー(ケ)
13番 ハッピーエ(ム)

5月31日(日)の京都最終レースで、13番から10番にかけて、場目の末尾が「ムケトル」になっていたのだ。

小学校、中学校の修学旅行で、一緒に風呂に入って「お前、もうムケとるのか。一人前やなあ」とか、社会人になって「あいつは一皮むけたなあ」とか、そういう話をよく聞く。一人前にしても、一皮にしても、かかわっている数字は「一」。
そこでこのレースで、出馬表の中に「一」を探した。すると、3頭だけ見つかった。

ゼッケン「一」番のディアブルーダー。しかも1番人気。
北村友「一」騎手のグッドマイスター。
そして西浦勝「一」厩舎のメイショウブーケ。

それで、この3頭の馬連ボックスを買ってみた。そうしたら、買っているグッドマイスターとディアブルーダーで決まって、馬連1460円というのが当たった。だが……。

悔やんだのは、3着が、これまた買っていたメイショウブーケで、3連単が10万円を超していたこと。買っときゃよかったなあ。

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