戦場に"派遣"される労働力!

低賃金で働かされ続ける"奴隷派遣法"になりかねない「改正労働者派遣法案」も"徴兵"につながる。
「3年の期限が到達した段階で、派遣会社は派遣社員に対して、新しい派遣先を見つけるか、派遣先に直接雇用を申し入れる、あるいは無期雇用に転換するなどの措置が義務付けられています。そのため、"正社員になりやすくなる"などと喧伝されているが、現実には企業は常に若い労働力を求めることから、多くの派遣社員が3年ごとに雇い止めにあい、常に就職活動を余儀なくされかねません」(同記者)

政府は人材の流動性を高めたいというが、その人材は自衛隊にも流れ込むのだ。
「借金があるうえに派遣法で奴隷のように働かされるのであれば、借金がチャラになるかもしれず、"事実上"終身雇用が保障される自衛隊のほうが魅力的に映る人も多いかもしれない」(前出・小石川氏)

さらに、"経済的徴兵"だけでなく、"選抜徴兵制"も導入されかねないと前出の神浦氏は続ける。
「"選抜徴兵制"は米国でも検討されている制度です。ある条件にあった人間だけを徴兵するもので、たとえば、英語、中国語、アラビア語などの語学ができる、大型自動車が運転できるなどの資格を持つ人材を中心に、マイナンバーでリストアップ。その中から、機械的な抽選で徴兵する人間を選ぶんです」

現在は1億"総資格取得"時代、資格を取ることが良しとされているが、資格がきっかけで、思わぬ徴兵をされかねないのだ。
マイナンバー管理下のもと、資格を持つ人間は"選抜徴兵制"で、借金苦に悩む人間は"経済的徴兵制"で"日本軍"として、安保改正で可能となる米軍の戦場に送り込まれ、それ以外の人間は改正派遣法のもと、国内で"奴隷労働"を余儀なくされ、銃後を守ることに――。
安倍政権によって、そんな恐ろしい時代が、近い将来にやってくるのかもしれない……。

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