「夏こそカレー!」が圧倒的に正しい7つの理由の画像
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暑さはゆるんだのに夏の疲れがなかなか抜けない、という人は多いのではないだろうか。今年の夏は特に暑かったため、ついそうめんや冷やし中華など、冷たいサッパリしたもので食事をすませていたかもしれないが、じつはそれこそが疲れの原因。慢性的に冷たいものを飲食していたため胃腸の消化吸収能力が減退し、体力が低下。結果、免疫力も低下して、風邪を引きやすくなったり、ダルさや疲労感などの「夏バテ」がいつまでも続いてしまうのだ。そんなときのお助けメニューが、実は身近にあった。みんなが大好きなアレ、「カレー」である。

カレーは何十種類ものスパイスを使った料理で、「食べる漢方薬」といっても良いぐらいである。スパイシーな香りに食欲がアップするだけでなく、香辛料の働きで、体の中から元気になれるパワーが盛りだくさん。
以下に、驚きのカレー効果をあげてみよう。

1:胃腸を元気に!
カレーのスパイスには胃腸の働きを助けてくれるものが多い。とくに「コリアンダー」は消化促進や強壮、浄血、整腸といった効果があり、無敵の存在。「ターメリック」は日本で言う「ウコン」であり、肝臓はもちろん、腸も活性化してくれる。そのほか、「シナモン」「クミン」「ウイキョウ」なども内臓の働きを活発にする作用があり、カレーこそ食欲不振時の強い味方なのである、

2:お腹の中からポカポカに
カレーに含まれる「レッドペッパー」(唐辛子)や「フェヌグリーク」(コロハ)、「ジンジャー」(生姜)には血行を良くする作用があり、エアコンから来る冷え性にバツグンの効果が。

3:ストレス抑制
スパイスの持つ血流改善効果により、収縮した血管が広がり、全身に血液が送られてリラックスした状態に。体の緊張もほぐれてストレスの発生を抑制してくれる。

4:疲労回復!
カレーのスパイスの「ターメリック」(ウコン)に含まれるクルクミンには活性酸素の生成を抑え、血液循環を活発にすることで疲労物質を取り去ってくれる効果がある。

5:ダイエットにも
「レッドペッパー」(唐辛子)の辛味成分カプサインには脂肪燃焼を促進する効果が。また、「フェヌグリーク」(コロハ)は糖代謝改善と脂肪燃焼の効果があり、糖尿病やメタボ・肥満予防に有用である。

6:頭が良くなる!?
カレーのスパイス「カルダモン」(ショウズク)には脳を活性化する作用が。健常者を対象に行った実験では、カレーを摂取すると脳内の血流が2~4%増えることが確認された。

7:免疫力を上げ、病気を予防
先にも挙げた「クルクミン」という成分には強い抗酸化作用があり、免疫力をアップし、風邪予防にも◎。ほかにも、悪玉コレステロールの減少や、ヤル気を出すための「アドレナリン」の分泌も促進。生活習慣病や、うつ病・アルツハイマーの予防にも効果を発揮する。

こだわり派はデパートや専門店などで自分に合ったスパイスを揃えるのもオススメだが、市販のルウにも15~30種類のスパイスが使われており、健康効果は十分。カレー、万能すぎるッ!

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