日本ハムではドラ1選手ともう一人の有望投手!

開幕以来、ソフトバンクに必死に食らいついていたのが日本ハム。13勝3敗、防御率1・98の大谷翔平に加え、35セーブの守護神・増井浩俊を中心に現在の位置を死守している。

このチームで注目すべき若手は、すっかりローテ投手入りを果たしたドラ1新人の有原航平投手(22)だ。
5月15日のオリックス戦で一軍デビュー。初先発で6回を投げ、2失点で初勝利した。これまでに、14試合登板して7勝4敗。防御率こそ5・08といま一つだが、打ち込まれた試合でも、味方打線が奮起して、負け投手の記録を帳消しにしてもらう運の強さを持っている。

7月3日の楽天戦では、プロ初完投勝利直前の9回に松井稼頭央に2ランを浴びると、1点差に詰め寄られて降板するも、増井の火消しで4勝目を挙げた。
有原の投げる試合は打撃爆発という流れができれば、ソフトバンクも脅威に感じるはず。
日本ハムにはもう一人、見逃せない若手がいる。浦野博司投手(26)だ。昨年は7勝4敗と、新人としてはかなりの成績を残したが、今季はケガで出遅れて3勝3敗。その悔しさを今後にぶつけてほしい。

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