意外やあそこが1位! 国宝の多い都道府県ランキングの画像
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『国宝』とは、日本の文化財保護法によって指定された重要文化財のうち、さらに価値が高く、類ないものとして国が指定したもののこと。建造物、絵画、彫刻、工芸品、書跡・典籍、古文書、考古資料および歴史資料が指定されていて、その存在は文字通り私たちが誇る「国の宝」だ。いったいどれくらいの数があるのか、都道府県ごとの国宝所有数を調べてみた。

1位=東京都 276件
2位=京都府 230件
3位=奈良県 198件
4位=大阪府 60件
5位=滋賀県 55件
6位=和歌山県 36件
7位=兵庫県 20件
8位=広島県 19件
9位=神奈川県 18件
10位=栃木県 17件
(出典:文化庁 文化財指定等の件数・2014年)

最も多かったのは意外にも東京都。内訳を見ると建物は東村山市の正福寺と港区の旧東宮御所(迎賓館赤坂離宮)の2件だけで、そのほとんどは美術工芸品。収蔵している美術館や博物館が多いことが、その理由のようだ。
2位は京都だが、こちらは建物だけでも62件。そして3位の奈良は、建物が71件とダントツに多い。国宝の建物に関しては寺社仏閣の多い古都が強いようだ。4位以下も大阪、滋賀、和歌山と続き、古都周辺に固まっている。

ちなみに最も少ない県は宮崎県と徳島県で、共に0件。所有数1件なのが北海道、秋田県、新潟県、佐賀県、鹿児島県、沖縄県となっている。

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