31年半で欠席はわずか12日間

たけしやさんまの健康法はハードルが高そうだが、タモリのなら真似できるはずだ。それが、"タモリ式入浴法"。やり方は簡単。石鹸やシャンプー類は一切使わず、毎日10分間、お湯につかるだけだ。
「始めて2~3日は、なんだか体が臭くて。さすがに髪の毛だけは耐えきれず、シャンプーを使ってしまいましたが、体のほうは3~4日すると、石鹸を使わないことに体が馴染んでくるんです」

お笑い評論家の尾谷幸憲氏は、実際に"タモリ式入浴法"を3年間、試したという。
「驚きですよ。43歳なのに、肌がしっとり潤いを含んで若返ったみたい。冬でも肌がカサカサしなくなりましたよ」(尾谷氏)

実は、この入浴法、医学的にもその正しさが証明されている。岡田名誉教授が解説する。
「皮膚表面の角膜には細菌の感染を防ぐ役割があり、皮脂がさらに体をガードしてくれています。石鹸を使うと、皮脂のみならず、皮膚にいる善玉菌をも洗い流してしまうんです」

つまり、体をゴシゴシやると、細菌に感染しやすくなるという。
「湯船につかっていると、余分な皮脂や垢などの汚れは自然と流れ落ちてくれますから、石鹸類を使う必要はないんです」(岡田名誉教授)

昨年3月の放送終了まで31年半、その間、タモリが『笑っていいとも!』(フジ系)を欠席したのはわずか12日間だけ。休んだ理由も、船舶試験や白内障の手術などで、病欠はゼロ。健康な体は、この入浴法のおかげかもしれない。

「とにかく、3人とも、ストレスのたまらない仕事をしていますよ。たけしさんは自分が知りたいから『たけしの健康エンターテインメント! みんなの家庭の医学』(朝日放送)をやってるようなものだし、タモリさんの『ブラタモリ』(NHK)は趣味と実益を兼ねた番組。『さんまのまんま』(関西テレビ)も、さんまさんがしゃべりたくて、いろんなゲストを呼んできているようなところがあるし……」(前出の尾谷氏)

仕事でストレスを抱えないことが、一番の健康法なのかもしれない!?

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