明石家さんまの「還暦特番」で露呈! 大物芸能人“老朽化”の現実の画像
明石家さんまの「還暦特番」で露呈! 大物芸能人“老朽化”の現実の画像

明石家さんまの60歳の誕生日、7月1日に放送された特番『さんまでっか!?TV』(フジテレビ系)の視聴率が10・4%と低迷。テレビ局関係者にショックを与えている。
「さんまの還暦記念特番にフジテレビは午後7時から4時間半の枠を用意。ゲストもビートたけし、SMAP、マツコ・デラックス他、さんまに関わりの深い芸人や有名人約50名が集結する超豪華版でした。当然、フジは悪くても視聴率15%はイケると予想していたはず。それが、まさかの10%ギリギリですからね。番組スタッフからも"一ケタでなくてよかったよ"と自嘲気味のコメントが聞かれたほどでした」(テレビ誌記者)

ちなみに裏番組の視聴率は、『ザ!世界仰天ニュース』(日本テレビ系)が13・8%、『SASUKE2015』(TBS系)が10・7%だった。
さんまは昨年9月に22年間続いた『さんまのスーパーからくりTV』(TBS系)が終了したばかり。かつての視聴率男も、近年は苦戦が続いているのだ。
「問題はさんまに限らず、テレビ界の大物と言われる芸能人が軒並み高齢化していることです。さんまとともにテレビ界のビッグ3と言われるたけしは68歳、タモリは8月で70歳。とんねるずやダウンタウンも、いまや50代ですからね」(芸能記者)

たけし、さんま、タモリは80年代に始まった『オレたちひょうきん族』や『笑っていいとも!』でスターになり、以後30年以上もテレビ界のトップに君臨し続けている。考えてみれば、これはかなり異常な事態と言っていいだろう。
「目先の視聴率が欲しいテレビマンは冒険を避け、数字を持っている大物芸人を優先してきた。そのツケが回ってきているんです。一方、若手の芸人も最初から2番手、3番手を目指し、大物のファミリーになって稼げばいいという考え方をしている。そんなこんなで新陳代謝が進まなかったんです」(民放関係者)
気がつけばMCはジジイばかり。なるほど、若者のテレビ離れが進むわけだ。

本日の新着記事を読む