山﨑賢人“マンガ実写化俳優への道まっしぐら”に揶揄する声の画像
山﨑賢人“マンガ実写化俳優への道まっしぐら”に揶揄する声の画像

連載50回を突破した、『別冊マーガレット』にて連載中の『オオカミ少女と黒王子』(どちらも集英社)の実写映画化が決定した。主演を務めるのは二階堂ふみ(20)と、もちろん山﨑賢人(21)だ。同い年のふたりの演技に注目が集まる中、山﨑に対し、綾野剛や藤原竜也らと肩を並べる「マンガ原作の実写化俳優への道をまっしぐらに進んでいる」と揶揄する声があがっている。

『オオカミ少女と黒王子』のヒロイン・二階堂と共演した、2010年のドラマ『熱海の捜査官』(テレビ朝日系)がデビュー作となった山﨑。翌年、市原隼人や菅田将暉が出演した少年たちの脱獄ドラマ『ランナウェイ~愛する君のために』(TBS系)でアドバイスを送るPANDA役を演じ、一躍ブレイクを果たした。その後も、TVドラマや映画に多数出演。いまや若手NO.1の売れっ子俳優である。

ただ山﨑の出演作は、映画『今日、恋をはじめます』や『L▽DK』(▽=ハート表記)、TVドラマ『デスノート』(日本テレビ系)と、何かと漫画原作が多く、そのたびに批判の的にされている。公開が控えている映画『ヒロイン失格』『orange』『四月は君の嘘』もすべて漫画原作だ。

そしてこのたび、実写化が決定した『オオカミ少女と黒王子』も漫画原作となっており、世間からも「また山崎賢人か」「ゴリ推しがすぎる」など、溜息に似た声が漏れている。中には、漫画原作が多すぎるため、「ここまで推されると逆にかわいそう」「本人だって叩かれるのわかってるし、望んでなさそう」といった、同情の声も多い。

確かな演技力と人気があるからこそ、山﨑が選ばれているのだろうが、当の本人はどう思っているのだろうか。

同作のプロデューサー・松橋真三は、山﨑の起用に「究極のドS王子・恭也は、原作でも抜群の人気を誇る、演じる者を選ぶキャラクターです。キャスティングも難しい。しかし、いまの山﨑賢人さんならファンも納得ではないでしょうか?」と、さもファンが求めているからキャスティングしたかのように述べ、当の山﨑も「僕の中のドS部分を最大限に引き出し、佐田恭也を演じ切りたいと思います」とコメントを寄せている。なんだか意気込みも無理している様子を感じるが、「漫画の実写化といえば山﨑賢人!」という風潮を、バッシングではなく強みにするぐらいの演技を期待したいものだ。

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