――では、グラビアを撮るときも、そういう解放感というか、自由をゲットした喜びみたいなものが、表情やポーズにも出る?
森川 出てると思います。
金子 それは本当にありますね。
――そうなると、ファンの反応にも変化はあるんじゃないですか?
森川 グループ時代よりも、水着が小さくなったから、怒られるのかなとも思ったんですけど、そんなことなかったですね。単純に喜んでくれているみたいです。水着の写真をツイッターとかに上げると、すごく反応がありますから。
佐藤 私は、SKE時代から、結構グラビアをやらせてもらったので、そういう心配はあまりしていませんでしたね。新規のファンの方もいますし、グループ時代からのファンの方も、変わらず応援してくれます。
金子 聖羅さんは、前から、結構、強めの水着や衣装を着ていたもんね。
佐藤 もともと、(松井)珠理奈や(松井)玲奈が着られない、激しめの水着を私が着る役みたいなところがあったので。
――じゃあ、ファンは卒業後のグラビア活動に関しては歓迎してくれたんですね。
金子 水着とかポーズが、結構、色っぽい系になってきたときに、"心配だよ~w"みたいなファンの声はありましたけど。
佐藤 "w"がある時点で、本気で心配はしてないの、分かるよね。
金子 そう。喜んでくれてますよね(笑)。
佐藤 でも、金ちゃん(金子)のファンはラッキーだよ。金ちゃん、最初に入ってきたときは、もっとガリガリでバストもペッタンコだったんですよ。それが大きくなっていく過程が全部、楽しめたんだから。
金子 本当にAカップだったからね。
佐藤 なのに、どんどん女らしい身体になってって。
金子 途中、Dカップくらいのときも、"もう成長止まって!"って思ったんだけど、結局、Fまで止まらなくて。いまだに家にはA~Fまで、全部のカップのブラを取っておいてありますよ。
佐藤 私の場合は、もうデキあがっていた状態からの、"あの子、大きいね"だったけど、そうじゃない楽しみが、金ちゃんのファンにはあったんじゃないかと思う。
金子 成長が遅いタイプだったのがラッキーでしたね。
――今後は、どんなグラビアを目指していきたい?
佐藤 ちょっと前のグラビアって、ムチムチ系が人気あったような気がするんです。でも、最近はモデルの人もグラビアをやるようになってて、スレンダーでも男性に受け入れられてる。だから、女性にも"いいな"って思ってもらえるような、引き締まった体で、かつ出るところは出てるみたいなスタイルが、今は求められている気がするんです。
そういう意味では、私の目指すところと、世の中のニーズが一致しているかも……もしかしたらチャンスなのかなという気がしていますね。どんどん脱いでいくみたいな展開だけはイヤなので、そうならないためにも、目指す方向性としては間違っていないのかなとも思うし。
金子 私もホントに、そんな感じです。だから、グラビアを始めて、身長もできれば、もうちょっと欲しかったと思ったりしました。それでいて、細いだけじゃなくて、肉感的でもあって、肌も白くてっていう……だから、マシュマロ系?
佐藤 いや、マシュマロ系は、むしろ、ぽっちゃりさんでしょ。
金子 そうなの? じゃあ、そこは取り消しで(笑)。でも、そんな感じです。
森川 私は、グラビアを始めたばかりで、まだ、よく分からないんですよ。
――あの人みたいになりたいみたいな目標はある?
森川 それも、よく聞かれるんですけど、私、ドラマとかバラエティとかって、ほとんど見ないので、この人っていう名前が出てこないんです。アニメばっかり見ていますから。