年齢にはさまざまな別称があります。もっともよく知られているのは還暦。数え年61歳の別称です。
還暦とは、生まれた年と同じ干支に戻ること。干支にはおなじみの十二支のほか、十干(じっかん)というものがあり、昔は両者の組み合わせで時を表しました。その組み合わせが60種類あり、60年で一巡するというわけです。
還暦以降は古希(70歳)、喜寿(77歳)、傘寿(さんじゅ)(80歳)、米寿(88歳)、卒寿(90歳)……。若い世代の別称もあり10歳は幼学、15歳は志学、20歳は弱冠、30歳は半還暦です。
そうした別称の中には、本来の意味とは違う使われ方のものもあります。たとえば初老。今は老年に入りかけた人という意味になっていますが、もとは特定の年齢を指していました。
さて、初老とは何歳の別称?
(1)40歳
(2)45歳
(3)50歳
答え :(1)
出題:浜川卓也