大投手は大記録に無縁? プロ野球「200勝投手」でノーヒットノーランを達成した唯一の人物とはの画像
大投手は大記録に無縁? プロ野球「200勝投手」でノーヒットノーランを達成した唯一の人物とはの画像

一人の走者も許さず、相手チームを完璧に抑え込んで勝てばパーフェクト。四死球やエラーで走者を出しても、ヒットを打たれず完封すればノーヒットノーラン。どちらもピッチャーにとって最高の栄誉といえます。
日本プロ野球でパーフェクトを成し遂げたのは15人。ノーヒットノーランは78人が達成しています。

こうした記録を残すのは、確かな実力を持った超一流選手とは限りません。達成者のリストを見ると、実力よりも運のほうが大きそうと思わせる選手が意外と多いのです。

広島の藤本和宏は昭和46年(1971年)の中日戦でノーヒットノーランを達成していますが、彼が8年間のプロ生活で活躍したのは、この年だけ。あとの7年間は、ただの1勝もできずに終わっています。
昭和62年のデビュー戦で巨人相手にノーヒットノーランをやってのけた中日の近藤真一は、その後、鳴かず飛ばず。プロ通算12勝17敗の成績で引退しています。

逆に、球史に残る大投手たちの中には、ノーヒットノーランと無縁だった選手がゴロゴロいます。次の200勝投手の中で、ノーヒットノーランを達成したのは一人だけです。
その選手は?

(1)稲尾和久
(2)村山実
(3)江夏豊
(4)山田久志
(5)村田兆治


答え :(3)

出題:浜川卓也

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