モンゴル勢を打ち破る!大相撲九月場所「要注意サムライ力士」の画像
モンゴル勢を打ち破る!大相撲九月場所「要注意サムライ力士」の画像

13日に開幕する大相撲九月場所。前場所では、白鵬が史上最多となる35回目の優勝を決めた。
「父ムンフバトさんが、年1回のモンゴル相撲全国大会で6回優勝していることから、"年6場所×6回"の、優勝36回を目標にしているといいます。今場所も勝つ気満々ですよ」(スポーツ紙記者)

また、今場所の大本命と目されるのが、初の東正位に座ったモンゴル人大関・照ノ富士。
好角家の漫画家・やくみつる氏は、こう語る。
「右肩上がりなのは間違いない。今場所、九州場所と優勝すれば、年内には横綱という可能性も見えます」

さらに、次期大関と噂されるのが、同じくモンゴル出身の逸ノ城だ。
「下り坂にも見えますが、それで終わる器ではありません。勝ち上がっていた頃は無茶していたのに、最近はしなくなった。無茶が通じなくなったわけではないので、また荒々しい相撲に期待したいですね」(前同)

相変わらず最強を誇るモンゴル勢だが、日本人力士も負けてはいない。
まず、日本人横綱誕生に期待がかかるのが大関・稀勢の里。前場所では横綱・鶴竜を倒す活躍を見せた。
「肉体は横綱級。技に磨きをかけるべく、考えて稽古をすれば上へ行けるはず」(前出のスポーツ紙記者)

続いて、前場所で白鵬、鶴竜の二横綱を倒した関脇・栃煌山にも要注目だ。
「場所によってムラがあるのが気になりますが、今場所勝ち越せば大関も見えてきます」(前出のやく氏)

また、相撲関係者の間で話題なのが新入幕の大栄翔。
「人気力士、遠藤と同じ追手風部屋。遠藤より3つ年下の21歳ですが、入門は1年早く、兄弟子に当たります。新入幕の会見では"自分は兄弟子なので(遠藤の入幕が)悔しかった"と語り、ライバル心を全開にしました」(全国紙運動部記者)

稽古でも遠藤との番数を増やし、切磋琢磨した結果、現役最年少で、幕内力士へと出世した。対する遠藤については、
「大栄翔よりレベルは上だが、"角界の斎藤佑樹"になりそうで心配。きれいな勝ち方をするけど、軽い。対戦力士に"勝てそう"と思われがちな点はハンデです。しかし、怪我も回復しているように見えたし、ちょっと勝ち込めば、上と当たるはず」(やく氏)

さらに、やく氏が「大化けしそう」と、幕内力士以上に期待を寄せるのが十両の御嶽海。
「千代大海タイプで、前へ前へと押し切るパワフルな相撲が持ち味。うまくいけば、大関までいける」

また、注目の部屋としては伊勢ヶ濱部屋が挙がった。
「近年、厳しい部屋が減る中、同部屋の力士は一番稽古していると言ってもいいでしょう。質が一番良い。貴乃花部屋も稽古は厳しいですよ。質の良い新弟子が集まれば、名力士が育つはず」(スポーツ紙記者)

見どころたっぷりの九月場所。熱戦に期待したい。

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