堀北・山本の電撃婚が影響?日本全国「ストーカー激増危機」勃発の画像
堀北・山本の電撃婚が影響?日本全国「ストーカー激増危機」勃発の画像

近頃の草食男子とやらは情けない! 男たる者、惚れたら押すべしという人は要注意。実はそれ、犯罪かも!?

猛アタックの末、女優・堀北真希(26)との結婚にこぎつけた俳優の山本耕史(38)。その電撃婚発表直後の8月27日、お笑い芸人の岡村隆史は、深夜のラジオ番組『オールナイトニッポン』で冗談を交えつつ、
「山本君には悪いけど、ストーカーを増やすことになってしまったよね。ストーカーで捕まった人が"手紙書いた人いますやん。それをマネしたんですけど"って言いかねへん(笑)」
と岡村流に祝福した。

2人の出会いは、6年前。ドラマ共演で堀北に好意を抱いた山本だが、電話番号を聞くと、教えられたのは事務所の番号だったという。
「脈がないと分かったはずなのに、12年に堀北がNHK朝ドラ『梅ちゃん先生』の撮影をしていると、同じくNHK大河ドラマ『平清盛』の撮影をしていた山本は毎日楽屋に訪れたそうです」(スポーツ紙芸能記者)

その後、2回目の共演最終日に飲みに誘うも、「行きません」と断られて撃沈。
「今年5月の舞台『嵐が丘』で3回目の共演を果たすと、40通の手紙を渡し、千秋楽の日、ようやく堀北から連絡があったとか」(前同)

そこで勇気百倍。京都へ向かう堀北を追いかけ、結婚指輪を持って新幹線に飛び乗った。車内で堀北を見つけ出すと"交際じゃなく結婚しましょう!"と口説き落としたという。
「8年前、東京・四谷のバーで、山本がタレントの及川奈央さんを2時間くらい、執拗に口説く現場を目撃しました。だから、今回の話を聞いて、"やっぱり"と思いましたよ」(芸能通のフリーライター)

清純派女優を落とした猛アタックが世間の独身男性を勇気づけただけならいいが、意外なことに、岡村の冗談は熟年男性の間で現実になりつつあるという。
まずはスーパーのレジ係を務めるA子さん(独身・36歳)の、こんな証言から――。
「年配の方(推定60代後半)だったから、親切心で買い物袋を持ってあげたのがキッカケ。それから、わざわざ私のレジを選んで並び、話しかけてくるようになったんです。そのうち、"ご飯でもどう?"と誘われ、堀北真希と山本耕史の結婚が報道された直後、仕事帰りにスーパーの近くで待ち伏せされました。"夜道は危ないから、家まで送って行ってあげる"って。正直、背筋が凍りつきました」

中野区の劇団員・加賀谷理沙さん(25)が全裸で殺害された事件でも、ストーカーによる犯行の可能性が浮上しているだけに、A子さんが戦慄したのも当然だ。

実は今、こうした高齢男性によるストーカー犯罪が社会問題になっている。
「警察庁の統計では、昨年1年間のストーカー被害件数は約2万3000件。中でも50代以上の男性の犯罪が全体の2割を占めます」(全国紙社会部記者)

さらに驚くべきは、恋愛とは無縁に思える70代以上の男性の犯罪が、ここ5年でほぼ2倍と、各年代で最も高い伸び率を示していることだという。
『老人たちの裏社会』(宝島社)の著者で、高齢者のストーカー問題に詳しいノンフィクション作家の新郷由起さんは次のように語る。
「主に元交際相手がターゲットとなるほかの世代と違って、高齢男性の場合、つきあってもいないのに相手が自分に好意があると勝手に勘違いする"思い込み型ストーカー"が多いです。しかも、彼らの現役時代には、ストーカーという概念がまだありませんから、ただの"熱烈アプローチ"のつもりで、悪気はまったくないんです」

さらに「仕事をリタイアし、時間があり余っている」(前同)ため、恋愛だけに意識が集中するという。
「女性と接する機会は、圧倒的に減っているから、日常的な他者との交流が少なくなるため、相手との適度な距離感や拒絶のサインが分からなくなってしまう人も多いのです」(同)

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