「ジェームス・ディーンみたいな女の子」ほか、80年代アイドル懐かしの「キャッチフレーズ」集の画像
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かつて80年代に一世を風靡したアイドルたちはそれぞれが必ずキャッチフレーズを持っていた。彼女たちのその不可思議なワンセンテンスには、アイドルとファンとを繋ぐ親和性に満ちていた。そして80年代から時代を経て2015年現在、それはアイドル自身の「自己紹介」というかたちで引き継がれている。
あの頃を知るものも、知らぬものも、覚えてソンはない。そんな胸キュンキャッチフレーズをいくつか紹介しよう。



■「ジェームス・ディーンみたいな女の子」大沢逸美
1982年、「第7回ホリプロタレントスカウトキャラバン」でグランプリを受賞。翌年2月、ボーイッシュさを売りに『ジェームス・ディーンみたいな女の子』で歌手デビュー。

■「井森美幸16歳、まだ誰のものでもありません」井森美幸
1984年、「第9回ホリプロタレントスカウトキャラバン」でグランプリ受賞。大型新人として85年に『瞳の誓い』でデビューしたが、アイドル活動は頭打ち。“ バラドル” に活路を見出した。

■「フェニックスから来た少女」浅香唯
1984年、「ザ・スカウトオーディション'84」でグランプリ受賞。85年6月にシングル「『夏少女』でデビュー。86年10月、3代目麻宮サキ役を演じた『スケバン刑事Ⅲ』で一躍人気アイドルに。

■「一億人のクラスメート」伊藤麻衣子
現・いとうまい子。1982年、「ミスマガジン」初代グランプリを受賞。83 年に『微熱かナ』でデビューしたが、森尾由美、岩井小百合、武田久美子ら同期とともに「不作の83年組」と呼ばれる。

■「ときめきタイフーン」宇沙美ゆかり
1983年、映画版『みゆき』のヒロイン役でデビュー後、翌年3月には『蒼い多感期』で歌手デビュー。85年、『スケバン刑事』の主演に抜擢されるが、映画『V. マドンナ大戦争』に出演。

■「国民のおもちゃ、新発売」山瀬まみ
1985年、「第10回ホリプロタレントスカウトキャラバン」で優勝。翌年3月に松任谷由実(呉田軽穂)作曲の『メロンのためいき』でデビュー。不遇だったアイドル時代を経て“バラドル” とて活躍。

■「カシミヤタッチの一人っ子」江原由希子
後にFAIRCHILDのYOUとしてブレイクするが、元々は本名で85年、『ちょっとだけ』で歌手デビュー。声優としても86年10月放映のアニメ『がんばれ!キッカーズ』のヒロイン役で出演。


80年代&90年代に活躍したアイドルの現在の姿を徹底追跡したムック「あの80年代アイドルは今! 101人大捜査」(双葉社)が発売となった。今回はそのムックのなかの「アイドルキャッチフレーズ」の特集からいくつかをピックアップして紹介した。あの頃に青春を過ごした大人たちならきっと胸キュン間違い無しのこのムック。是非、書店などでお買い求めください。


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