綾野剛も! 若手俳優の登竜門「特撮出身」な芸能人9人の画像
綾野剛も! 若手俳優の登竜門「特撮出身」な芸能人9人の画像

特撮モノが若手俳優の登竜門になっているのはもはや常識。最近では、「ライダー・戦隊シリーズ」からの「NHK朝ドラ」が王道コースだ。とはいえ、別のドラマのヒットを経て人気俳優となり、実は特撮出身だったと知る俳優も少なくない。そこで、ちょっと意外な特撮出身の人気俳優をまとめてみた。

●綾野剛(仮面ライダー555/澤田亜希・スパイダーオルフェノク/2003-2004年)
映画にドラマにと引っ張りだこの綾野剛。彼が特撮出身だということはあまり有名ではない。俳優デビューが『仮面ライダー555』になるのだが、その役どころはライダーではなく、怪人側の一人。地味な悪役ながら当時からオーラが溢れ出る存在感があった。

●福士蒼汰(仮面ライダーフォーゼ/如月弦太朗・仮面ライダーフォーゼ/2011-2012年)
NHK『あまちゃん』の「先輩」役でブレーク、青春・恋愛モノには欠かせない俳優となった福士蒼汰も、実は特撮出身。『仮面ライダーフォーゼ』の主人公・如月弦太朗役でドラマ初主演を務めた。短ランにリーゼントで「宇宙キター!」と叫ぶお笑い系のヒーローが、いまや壁ドンの貴公子だ。

●清水富美加(仮面ライダーフォーゼ/城島ユウキ/2011-2012年)
こちらも『仮面ライダーフォーゼ』出身。ヒロイン・城島ユウキ役を持ち前の明るさで好演した。NHK『まれ』の一子役で今年一気に全国区に上り詰めた感のある彼女。やや天然キャラなので、今後はバラエティでの仕事も増えそうだ。

●菅田将暉(仮面ライダーW/フィリップ<園咲来人>・仮面ライダーW/2009-2010年)
NHK『ごちそうさん』でのクリクリ坊主、あのめ以子の長男がライダー出身だったとは!『仮面ライダーW』で桐山漣とW主演を務めた菅田は当時まだ16歳。シリーズ最年少のヒーローであった。以後、イケメンから女装男子から悪魔まで、幅広い演技力で注目を集めている。

●ホラン千秋(魔法戦隊マジレンジャー/ナイ/2005-2006年)
女優、タレント、キャスターとマルチに活動している彼女も、実は特撮出身。『魔法戦隊マジレンジャー』で二人組の悪役・ナイとメアのナイ役を演じていた。当時はイロモノ寄りであったが、青山学院大卒の知性で見事に出世した。

●古原靖久(炎神戦隊ゴーオンジャー/江角走輔・ゴーオンレッド/2008-2009年)
NHK朝の情報番組『あさイチ!』でレポーターをしている「ヤス君」こと古原靖久。トボけた愛されキャラでお茶の間の人気者の彼だが、元は硬派なヒーロー。代表作である『炎神戦隊ゴーオンジャー』では主役・ゴーオンレッドを演じた。『世界一受けたい授業』(日テレ)で養護施設育ちをサラリと告白したこともあり、好感度は高い。

●玉山鉄二(百獣戦隊ガオレンジャー/大神月麿・ガオシルバー/2001-2002年)
デビューから3年、これといった大きな役もなく、くすぶっていた玉山鉄二の名が広く知られるようになったのも特撮『百獣戦隊ガオレンジャー』がキッカケ。物語途中から登場する追加戦士だったが、そのイケメンぶりに世のお母さん方はすぐさまトリコに。

●北川景子(美少女戦士セーラームーン/火野レイ・セーラーマーズ/2003-2004年)
『なりたい顔ナンバー1』の常連・北川景子も、特撮で女優デビューしている。彼女が出演した実写版の『美少女戦士セーラームーン』は現在も出演者同士の仲がよく、「戦士のあつまり」と称して、定期的に女子会をひらくのだとか。

●満島ひかり(ウルトラマンマックス/エリー/2005-2006年)
元々は沖縄のアイドルグループ『Folder5』の一員だった彼女が、本格的にドラマデビューしたのは2005年のこと。『ウルトラマンマックス』のアンドロイド、エリー役である。それまでも映画などに出演することはあったが、女優の仕事に迷いがあった満島。そのとき監督だった実相寺昭雄氏に「役者に向いてるから続けるといいよ」と言われたことが発端となり、本格的に女優を志したのだという。「若手ナンバー1女優」のちょっとイイ話だ!

放送期間が一年にわたる特撮ものは、ドラマだけでなく映画の撮影も同時に行われ、スケジュールは超ハード。ヒーローショーなど舞台の仕事もこなさなければならず、新人俳優にとっては格好の育成の場なのだ。ヒーロー俳優、今後も要チェックだ!

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