10月17日放送の『水曜日のダウンタウン』(TBS系)で、往年のプロレスラーに関する「常識」が翻された。
番組ではプレゼンターを任された芸人が、視聴者から寄せられた「みんなの説」の中からVTRをピックアップする構成。パンクブーブーの黒瀬純(40)が選んだのは「スタン・ハンセンのあの雄叫び 実は『ウィー』ではない説」だった。
1980年代中心に活躍したプロレスラー、スタン・ハンセン(66)の代名詞が『ウィー』という雄叫びだ。しかし、本当は『ウィー』と言っていない説が浮上。そこで、番組スタッフはハンセンの来日のタイミングを待ち、直接本人に「あの雄叫びは何と言ってるんですか?」聞いてみた。
すると、ハンセン「あれは『ユース(若さ)』と叫んでるんだ」「俺が日本に来た当時、まわりは年上ばかりで、俺が一番若い世代だったんだ。だから『俺たち若者が上の世代を喰ってやるぞ』という意味で『ユース(youth)』と叫んだんだ」と驚愕の事実を明かした。
これにはスタジオにいた高田延彦(53)もビックリ。
映像で当時を振り返ると「ユース」と聞こえなくもないが、晩年は完全に『ウィー』だった。
当時のプロレス番組では、福澤朗アナが「今宵 満天下に轟け 新ウィー少年合唱団」と実況。新聞の記事にも『ウィー』の文字が記載されていた。
スタッフが「本当にずっと『ユース』って言ってましたか?」と尋ねると、ハンセンは「もちろん。最初からずっと『ユース』って言ってるよ」と最後まで頑なであった。