阪神・金本監督就任で始動!? ダメ虎改造「粛清プラン」衝撃全容の画像
阪神・金本監督就任で始動!? ダメ虎改造「粛清プラン」衝撃全容の画像

「金本知憲氏が今オフ、監督に就任して、阪神の大々的な改革が行われる」

現在、在阪マスコミの間で、こんな噂が飛び交っている。というのも、9月30日、和田豊監督の正式な退団が報じられたからだ。
「8月末の時点では、和田監督の続投が一部スポーツ紙で報じられていた。しかし、続投報道が出るや、チームが首位で迎えた勝負の9月に、9勝13敗1分と急失速。和田監督の指導力が、チーム内でどれだけ疑問視されていたか、ということの証でしょうね(笑)」(在阪スポーツ紙記者)

その象徴が外国人問題だろう。不振のマートンが苛立ちから審判の判定にバッターボックスの砂を蹴り上げたり、ゴメスは試合前の甲子園で、小型無人機「ドローン」を飛ばす暴挙。
「いくら外国人選手主力の打線とはいえ、監督が完全に舐められている証拠でしょう。当然、チームにも悪影響があり、特にマートンについては、選手の間でも"相手にするな"というムードが漂っています」(前同)

そんなズタボロな状況を劇的に改善できる人物として白羽の矢が立ったのが、金本氏というわけだ。
「OBやナインの期待値はバツグン。現役時代、左手首に死球を受けて骨折しながらも、右手1本で2安打した話は、選手の中で伝説化しているからね。プレーはもちろん、グラウンド内外で発揮したリーダーシップも折り紙つきだよ」(阪神OB)

03年と05年の優勝の立て役者であり、904試合連続フルイニング出場の世界新記録を樹立した"世界の鉄人"金本氏。キャプテンの鳥谷敬ら、彼とともに戦った現役選手も大勢いる。
「だが、外国人頼みの打線に加えて、投手陣も藤浪晋太郎を除くと若手が伸び悩んでおり、現有勢力では来季の優勝も絶望的。金本もそんなチームの監督を引き受けたくはないでしょうから、"勝てる戦力を補強できる資金を出すなら"と、フロント側に条件を突きつけているようですね」(前出の記者)

金本氏自身は新監督就任の真偽を問うマスコミの直撃に対し、「ビックリしていますわ。いったい、誰が(自分の名前を)言っているんですか。知っていたら、教えてくださいよ」と回答。

球団と交渉中であることが伺えるだろう。
そして、その交渉が、ここにきて大きく前進したといわれているのだ。
「金本は広島カープ時代にチームメイトだった野球評論家の西山秀二氏(元捕手)に"手伝ってほしい"と打診したらしいんです。ということは、球団フロント側が金本の条件を飲んで、大型補強に合意した証拠でしょう。フロントも集客力が伸び悩み、"失われた7年"とファンに揶揄される真弓(明信)前監督と和田監督の時代を捨て去りたいのは間違いないでしょうから」(球団関係者)

すでに、水面下で動き始めているという金本氏の阪神改造計画。では、その内容はいかなるものか。まずは、"鉄人監督"を支えるコーチ陣だが、金本氏が現役時代、ともに阪神で"40代カルテット"を組んだ面々の入閣が噂される。
「下柳剛氏が投手コーチ、矢野燿大氏はバッテリーコーチ、桧山進次郎氏が外野守備コーチと組閣リストが出回っています」(前同)

阪神OBで野球評論家の江本孟紀氏は、こう語る。
「その3人は当然、名前が挙がるでしょうね。彼らが要請を受けるかどうかはともかく、チーム体制が一新した印象をファンに植え付けるには、彼らは欠かせません。仮にポーズだとしても、3人に首脳陣入りの要請はするでしょう」

コーチ陣の総入れ替えだけではない。金本新体制下で"粛清の嵐"が吹き荒れるのは間違いない。
「筆頭はマートン。昨季の首位打者ながら、4億5000万円という高年俸のわりに機能せず。チームカラーを変えるためにも今季退団が濃厚」(前出の記者)

昨季の打点王ゴメスも粛清リストに名を連ねているというが、代わって、ロッテの大砲・クルーズの獲得に乗り出す方針だとか。
「内野はどこでもこなすし、レフトも守れる。マートンの穴も埋められる」(前同)

極めつけは、FA権を取得して去就が注目される、ソフトバンク松田宣浩選手の強奪だという。
「松田の本命は巨人。ただし、金本自身、広島時代に、阪神の監督に就任した星野(仙一)氏の熱烈なラブコールを受けて移籍を決めた過去がありますからね。"世界の鉄人"に口説かれたら、もしかすると……」(同)

来季こそ"ダメ虎"の汚名をそそぐ大改造計画が、いよいよ始動する!

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