「ＮＨＫの朝ドラに主演して全国区の女優になり、ゆくゆくは大河ドラマのヒロインに――。女優にとって、これほど分かりやすい出世コースはありません」
エッセイストの下関マグロ氏がこう指摘するように、ＮＨＫの朝ドラ女優と大河ヒロインの注目度の高さは群を抜いている。そこで、朝ドラと大河の出演女優を夢の十番勝負の形で徹底比較！ 豪華絢爛な対決の行方は!?
１１年の大河『江～姫たちの戦国～』で戦国武将・浅井長政の遺児となった三姉妹の末娘・江を演じた上野樹里（２９）と、昨年の朝ドラ『花子とアン』で『赤毛のアン』の翻訳家・村岡花子の半生を演じた吉高由里子（２７）の一騎討ち。
奔放な言動で知られる個性派女優の２人だが、実は同じ大手芸能事務所に所属という"因縁"もある。
「下ネタが大好きな吉高と、わがままキャラで知られる上野ですが、２人は年齢も近く、役柄がバッティングする可能性も高いため、互いのライバル心は相当なもの。事務所にとって２人の関係は、まさに"混ぜるな、危険！"といったところでしょう（笑）」（八木氏）
ともあれ、酒と男に関しては明らかに吉高が上。０８年の映画『蛇にピアス』で一糸まとわぬ姿を披露している点も吉高優位と言えそうだ。
「上野は『江』の撮影時に演出家と揉めたり、あくびをしたカメラマンに激怒して"明日から来なくていい！"と言い放ったり、プッツンぶりが目に余ることもあったといいます。最近、露出が少ないのは"頭を冷やせ"という事務所の方針もあると思いますね」（広告代理店関係者）
上野の逆襲を待ちたい。
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