競馬新理論 井崎脩五郎
今年の中心軸は「赤」


今年の3歳牝馬の中心軸が、ルージュバック(目下休養中)であることは間違いない。きさらぎ賞で、並み居る牡馬を軽く一蹴したその切れ味を買われて、桜花賞で1番人気、オークスでも1番人気。

ところが桜花賞では、良馬場にもかかわらず1000メートル通過が62秒5という記録的スローペースで馬群がごちゃつき、もまれたままで9着。そしてオークスでは、前3走体重増なしという臨戦過程が最後の最後に応えたのか、ミッキークイーンに勝利をさらわれてしまった。
しかし、桜花賞では同枠にいたクリミナルが2着しているし、オークスは自身が2着しているから、桜花賞、オークスでルージュバック枠は連続連対中なのである。
そのルージュバックが秋華賞に出てこないので、代わって中心軸になるのは何か――というのが、今回のポイントだと思う。

一番ありうるのは、ルージュ(ROUGE)が「赤」を意味しているので、ルージュバックに代わって今回の中心軸になるのは、赤帽子の3枠に入った馬ではないかという説。
そして、もう一つ、抽せん対象になっている馬の中に、名前に赤(レッド)を冠したレッドカーラという馬がおり、この馬が抽せんをクリアして出てくれば、この馬の入った枠が激走枠になるという説。そういやあ、(レ)(ッ)ツゴー(ド)ンキ説もありうるな。

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