谷繁監督まで追い出し…落合GM「中日監督復帰」の大野望の画像
谷繁監督まで追い出し…落合GM「中日監督復帰」の大野望の画像

今季、最下位を争った中日で、なぜか今、"場外乱闘"が起こっているという。
「落合博満GMと谷繁元信監督が、もはや修復不可能な深刻な関係になっているんです。ここ1年、顔すら合わせてないんじゃないですか」(スポーツ紙記者)

そもそも、落合GMと谷繁監督は、13年に落合が谷繁を監督に推薦した経緯があっただけに、関係は良好と考えられていたが……。
「きっかけは、昨オフのドラフト。スカウト部は、亜細亜大学の山﨑康晃(現・横浜)を1位指名候補としてリストアップしており、谷繁監督もそれに賛成していた。だが、ドラフト当日に、落合GMが独断で、三菱日立PS横浜の野村亮介に変更してしまったんです」(スポーツ紙デスク)

結果は、山﨑が横浜の守護神として37Sを挙げる活躍を見せる一方で、野村は3試合に登板し、防御率は10点台とお粗末な数字。この独断に、谷繁監督は不信感を強めたという。
「そもそも、谷繁が監督に就任する際に、"好きなようにやってみろ"と落合GMに言われていたのに、フタを開けてみれば、投手の起用は、落合GMの腹心である森繁和ヘッドコーチ、試合中のサインなどは親落合の辻発彦野手総合コーチ。まったく自分の思いどおりに戦えず、ストレスが溜まっていました」(前同)

さらに、両者の溝を深めたのは、和田一浩に対する扱いだったという。
「谷繁は和田を信頼しており、来季も代打の切り札として活躍してほしかった。それなのに、落合GMが勝手に和田を含むベテラン勢の整理を一気にやってしまった。これで亀裂は決定的になりました」(同)

しかし、立場は違えど、チームの勝利を目指す気持ちでは同じだったはず。
「落合GMの場合は、チームの負け試合をせせら笑いながら、"これじゃ勝てねえよ"と見ているらしいんですよ。というのも、落合GMは自分が監督をやりたくてしょうがない」(同)

落合時代はリーグ優勝4回と抜群の実績を残した中日だが、退任後はBクラスに沈むことが多くなった。
「落合は"やっぱり落合じゃなきゃダメ"と周囲に言わせたいんです。若手選手にも"今年は働かなくていい"と話しているそうです。下手に活躍されて、ケガでもされたら、自分が監督をやるときに損失になると思っているんでしょう」(同)

落合GMの"オレ流"は今もなお健在のようだ。

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