「接骨院」「整体」「カイロプラクティック」はなにがどう違う?の画像
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肩こり、腰痛などのよくある体のトラブル、みなさんはどうしていますか? 湿布や自己流のマッサージで治ればいいんですが、やっぱりプロの手技が一番効くんですよね。でも、いざマッサージでも受けようとネットで検索してみると、「整体院」やら「整骨院」「接骨院」やら「カイロプラクティック」やらゾロゾロ出てきて、いったいどこに行けばいいの? と混乱したことがある人も多いのでは。そういえば、それぞれの違いってなんなのでしょうね? ちょっと調べてみました。

1:接骨院、整骨院
この2つは同じもので、いわゆる「骨つぎ」。接骨院だと、骨や関節をボキボキされて怖いとイメージする人もいるので、あえて整骨院と名乗っている経営者も多いようです。接骨院(整体院)は柔道整復師という国家資格を取得した人が経営しており、保険が利きます。ただし、骨折、脱臼、捻挫、打撲など急性症状の治療には保険が利きますが、慢性の腰痛や肩こり、五十肩などケガではないものは保険適用外となります。

2:整体
民間資格である整体師が経営しているので、保険は利きません。手技で骨や関節のゆがみやズレを治すことで、血液やリンパ液の流れを良くし、体全体のバランスを整えます。病気やケガではないけれど、体が辛いといった不定愁訴を改善していくところだと思えばOKです。

3:カイロプラクティック
カイロプラクティックとは、ギリシャ語で「手の技」という意味で、1895年にアメリカで生まれた手技療法です。整体と同様、公的な免許のない民間療法になり、保険は使えません。元々は背骨の矯正のみで、「背骨を矯正すればエネルギーがしっかり流れ、病気の予防につながる」という考え方であり、医学や解剖学、科学に基づいています。

う~ん、さらにややこしくなったような気がしますが、簡単にいうと、接骨院・整骨院は保険が利き、整体、カイロでは保険が利かないということですね。つまり、ぎっくり腰や脱臼、捻挫などケガによる痛みは接骨院(整骨院)、慢性の腰痛・肩こりなど不定愁訴は整体、カイロにいくのが正しいようですね。とはいえ、接骨と整体をかねている店もあり、行ってみなければわからないのも事実です。まずは、ネットで口コミなどをリサーチし、事前に施術方法や料金を問い合わてみるのがいいでしょうね。先生との相性もあります。自分に合った店が見つかるといいですね!

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