流行りの「塩顔」担当、ジャニーズでは果たして誰が筆頭株なのか!?の画像
流行りの「塩顔」担当、ジャニーズでは果たして誰が筆頭株なのか!?の画像

 肌が色白でヒゲも無く、目は一重か奥二重。ひ弱そうなのに指やのど仏がしっかりしている。重要なのは無造作なヘアスタイルと、カーディガンや眼鏡などの文化系アイテムを着こなすこと。

 それら独特の雰囲気を醸しだすイケメンを、世間では「塩顔男子」と呼び、近年ブームを巻き起こしている。

 その筆頭格は、ドラマ『コウノドリ』(TBS系)で物腰柔らかい産婦人科医役をつとめる綾野剛(33)だ。そのほか目下活躍中の俳優、菅田将暉(22)や加瀬亮(40)、モデル出身の坂口健太郎(24)なども、このジャンルに当てはまり、アラサー女性を中心にして、いまやメディアは空前の“塩顔天下”である。

 さて現在のジャニーズで「塩顔」はといえば、俳優としてNHK朝の連続テレビ小説『純と愛』などでその才能を開花させた風間俊介が当てはまる。小兵で小顔で、細い目。髪は無造作で、たしかにカーディガンを羽織っていたり眼鏡をかけている役が多い。ほかタレントと比べストレートにイケメン、と表現するには勿体ない魅力あふれる彼が、紛うことなき塩顔男子のモデルケースだ。

 そしてジャニーズJr.では、SixTONESの松村北斗(20)と、アメリカ人とのハーフのジェシー(19)の二人。かつては「ほくジェシ」などとも呼ばれ、女子中高生のあいだでズバ抜けた人気を誇った二人である。クールで奥二重で、長身。ライブをすれば即完売。ワイドショーでもたびたびその人気のすごさを取り上げられた彼らこそ、次世代「塩顔」ジャニーズのホープだ。

 ちなみに「ソース顔」「しょうゆ顔」という言葉が生まれたのは、ほかならぬ少年隊がそのきっかけであり、1988年には東山紀之が流行語大賞の"流行語部門・大衆賞”を「しょうゆ顔」代表として受賞した。このときに「ソース顔」として受賞したのは少年隊・錦織一清であった。

 時代の変化にも対応して、あらゆるタイプのイケメンを取り揃えるジャニーズ。そのひとりひとりの違う“味”が、別の誰かと合わさることで、また違う“味”を生み出しているのである。

本日の新着記事を読む