ヒールを履くと足に激痛…それでもヒールを履くための疲労&むくみ撃退法の画像
ヒールを履くと足に激痛…それでもヒールを履くための疲労&むくみ撃退法の画像

 “おしゃれな女”を演出するのに欠かせないハイヒール。でも、履きだしてから数時間も経つと「人魚姫の足が痛かった理由って、絶対、ハイヒールのせいなんでしょ!?」なぁんて思ってしまうほど激痛が襲ってきませんか!? ハイヒールを履いて疲れるのは、つま先立ちに近い状態を維持しなければならないのはもちろん、体の重心バランスが崩れ、歩きかたや姿勢が変わり、筋肉が疲労してしまうことが原因。整体師やマッサージ師さんたちが口をそろえて「ハイヒールは履かないほうがいい」と言うことからも、ハイヒールがいかに体に悪いものなのかがわかります。

 でも!! だからといってハイヒールを履いたときのラインの美しさや、ハイヒールがもたらしてくれる脚長効果は、捨てられないもの。どうしてもやめられないものだからこそ、アフターケアをきちんと行って、健康な脚を維持しましょう!! ぺたんこ靴のほうがラクなのは、ハイヒールのほうが普段使わない筋肉を使って歩くことになるためです。ふくらはぎや太ももに疲労物質(カリウムイオン)が溜まるので「ハイヒールは疲れる!」ということに……。

 そんなときに摂りたいのがクエン酸。なぜクエン酸が疲労を回復するのか、そのメカニズムはまだわかっていないものの、数々の生体実験により、クエン酸を摂取したほうが早く回復するらしいのです。また、効果が高いとされているのが鶏むね肉。イミダゾールジペプチドという成分が疲労に効果的に働く、「抗疲労物質」であることがわかっています。この「抗疲労物質」は、精神的な疲労にも効くとされていて、「仕事帰りに焼き鳥で一杯」という、昭和から続く日本の風景は、疲労回復に絶大な効果を上げていたことがわかるんです。

 寝る前に手でふくらはぎを揉みあげたりする人も多いようですが、いくら揉んでも疲労物質は消えないので、気持ちよさは感じても疲労は体内に残ったまま。疲れは内側から原因を排除するのが一番なので、いますぐにクエン酸と鶏むね肉を手に入れて、毎日の食生活に組み込みましょう!

*食用のクエン酸は、薬局やamazon等のネット通販で簡単に購入できます。掃除用など、食用ではないものもあるのでご注意を!

わぐりめぐみ
東京生まれ。作家・編集ライター・シナリオライター。るるぶ等旅行雑誌から職歴をスタート。ティーン、ストリート、サブカル、ライフスタイル誌等で幅広く活躍。著書に『そして、ありがとう… 犬と私の12の涙』(日本文芸社)、『B型妻VSA型夫 毎日がグチLove』(笠倉出版社)、共著に『ミニチュアダックスフントの洋服屋さん』(実業乃日本社)等がある。

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