「女版レクター博士だ」『サイレーン』菜々緒の演技がキレキレすぎて怖い!の画像
「女版レクター博士だ」『サイレーン』菜々緒の演技がキレキレすぎて怖い!の画像

殺人鬼・カラ役の菜々緒(27)の演技が高い評価を受けている、現在放送中の連続TVドラマ『サイレーン』(関西テレビ・フジテレビ系)。11月3日に第3話が放送されると、菜々緒の演技があまりに真に迫っているため、遂には視聴者から「レクター博士に匹敵する」という声まで上がり始めた。

第2話で起きた通り魔の一件で、「猪熊(木村文乃)の正義感を手に入れたい」と思うようになったカラ。一方で、「月本(要潤)こそ一連の事件の黒幕ではないか」と疑う里見(松坂桃李)は、月本が出入りする高級会員制クラブに潜入操作を行い「実は売春組織であるクラブのオーナーが月本」と突き止めることに成功。しかしガサ入れ当日、クラブの客に警察上層部の人間がいることが判明し「捜査中断」の指示が……。

その頃、猪熊の正義感を追体験するため、月本に制裁を加えようと月本の前に姿を現したカラ。「償え」と月本を絞殺しようとするも、現場を少女・麻弥(三上紗弥)に目撃されてしまう。そしてカラは、追いかけ命乞いをする麻弥に容赦なく襲い掛かり……。

第3話で、月本扮する要が姿をくらましたこともあり、視聴者の間で「要は死ぬのか」「きっと、生きている」「いや、これ死んだだろ」という議論も繰り広げられているが、やはり『サイレーン』の魅力は菜々緒だったようだ。「菜々緒見たさにドラマを観続けることになるとは思わなかった」「顔が濃い菜々緒はこの役が本当にピッタリ」など、菜々緒を絶賛する声が相次いだ。中には、菜々緒が良すぎるのか「全編、菜々緒のシーンだけでいい」「カラが出ないシーンが弱く感じる」といった声も上がっている。

さらに、「菜々緒のサイコパスぶりハンパない」「俺の中ではレクター博士を超えた」「日本版レクターの菜々緒」など、アカデミー賞にも輝いた映画『羊たちの沈黙』シリーズの、レクター博士(アンソニー・ホプキンス)に「負けず劣らず」という賛辞の声までが上がり始めた。

放送前は、その演技力に対して「菜々緒のような棒演技に殺人犯なんて務まるのか」と否定的な声が多かった菜々緒だったが、第3話までの放送で評価はうなぎ上り。本ドラマの終了する頃には彼女に対する世間の認識は大きく変わっているだろう。

(御子柴かつき)

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