フジ大物女子アナが退社寸前5秒前!?の画像
フジ大物女子アナが退社寸前5秒前!?の画像

かつて"視聴率三冠"を7年連続で獲得していた姿など見る影もなく、フジテレビの絶不調が続いている。
ゴールデンタイムに一桁視聴率を連発している他、先日は、篠原涼子主演の秋の肝煎りの連ドラ『オトナ女子』が初回視聴率9.9%と低調。以前は「振り向けばテレ東」と揶揄されていたテレビ東京のドラマ『釣りバカ日誌 新入社員浜崎伝助』に惨敗を喫した。
バラエティ制作会社関係者が渋い顔で話す。
「来年20周年を迎える看板番組『めちゃ×2イケてるッ!』ですが、実は、10月3日に放送された秋の特番で"10%を超えなければ打ち切り"という条件を出されていたんです。結果は約12%で首の皮一枚つながりましたが、今度は、なんと出演者全員のギャラが削減されたというんです。レギュラー番組のギャラダウンはテレビ界では異例中の異例ですよ」
局内で唯一調子が良いと言われていた『めざましテレビ』でさえ、
「最近は、『ZIP!』(日本テレビ系)に抜かれている。もはや、信頼できるのは『サザエさん』だけ」(広告代理店関係者)
というひどい有様。
そして、その深刻な低視聴率の影響は、大幅な広告収入の減少となって現れているという。
「とんでもない額が減少したそうです。このままだと、来年3月の決算で初の赤字になる可能性もあるとか。そうなれば、27年間フジのトップに君臨してきたドン、日枝久会長が身を引く可能性も……」(前同)
そこで、フジ上層部が断行するのが番組制作費の削減。その額が驚きで、
「1年間の制作費を23億円削減することが決まったんです。現場では、"ますます質が下がる"と非難轟々。だけど、文句を言える人はマシです。今までずっとフジを支えてきた制作会社が、次々とクビを切られているんですよ……」(放送作家)
元フジテレビアナウンサーで、フリーアナの長谷川豊氏は、
「本来はまず役員の減給から始め、最後の砦として制作費に手をつけるのなら分かりますが、そこを真っ先に削ってしまうのはナンセンスの極み」
と嘆く。
「よく石橋貴明さんやたけしさん、さんまさんが番組内でフジの低迷を話題にしますが、あれは大御所の皆さんがとにかく上層部に気づいてほしいと思っての発言だと思うんです。ですが、誰も危機感がないし、気づかない。そんな中、危機感を持っているのは若手社員だけです」(前同)
若手社員が危機感を持つワケその理由を前出の放送作家が説明する。
「制作費だけでなく人件費も大幅削減になるそうです。まずは社員約1400人のボーナスから、平均100万円程度のカットになるとか。とはいっても、ベテランは元が高給だから、そう痛手ではない。一番打撃を受けるのは、まだ安く使われている若手社員です」
そんな事態が想定される今、最も危惧されているのが、若手女子アナの大量退社だという。女子アナ評論家の高島恒雄氏が語る。
「まずは、フリー路線が確定的な加藤綾子アナが先陣を切るでしょう。人気アナの彼女は以前から多数の番組に出演させられ、こき使われてきました。さらに彼女には、女子アナが最も疲弊する原因といわれている朝の帯番組である『めざましテレビ』もあり、最近では体力も気力も限界に達したのか体調不良が続いているといいます」
高島氏は、カトパンならフリーになってゆとりを持った働き方をしても「今より稼げる」と太鼓判を押す。そして、こう続けるのだ。
「そういえば、2009年頃にTBSも同じようなことがありましたね。視聴率崩壊がたびたび報じられ、母体会社からTBSテレビを子会社化し、女子アナの給料が下がったんです」
その09年にTBSを退社したのが小林麻耶。翌年には小島慶子が。そして青木裕子、竹内香苗、田中みな実と女子アナの退職は続いていったのだ。
「退社理由は給料減だけではないにしろ、退社を決意するきっかけとなった可能性は大いにありますよね。今のフジも同じ状況だとすると、カトパンに続くのは、フィギュアの小塚崇彦と婚約している大島由香里アナや、陣内智則と結婚が間近と言われる松村未央アナ。そして、体調不良が囁(ささや)かれる三田友梨佳アナあたりが思い切って辞めるかも」(前出の放送作家)
さらに、もしそうなると、残った者に負担が集中する。
「『めざまし』レギュラーで、局上層部から期待されている永島優美アナが馬車馬のように働かされ、カトパンと同じように疲弊して、ついには退社ということにならなければいいんですが……」(前出の高島氏)
前出の長谷川氏は、
「曲がりなりにも古巣なのでこうした現状は本当に悲しい。なんとか復活してほしいですね」
と嘆くが、フジテレビ開局以来の最大の危機は、すぐそこにまで迫っている。

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